Rocky and Funny!! | ナノ






「ふぬをををを!」
『ぐぬああああ!』



そして私は今、これでもかってくらいに全身の力を使っていた。銀ちゃんと定春の散歩に出かけていた途中、突然定春が公園に着く前に道端で用をたそうとしていたからだ。

「おめっダメだって。こんなとこで用たしたら…お前の排泄物はわんぱく坊主の夢よりでかいんだから!」
『夢より小さくなるようにちゃんと躾ときなよ!』
「それは無理だろ!チキショー。だから散歩なんざ嫌だったんだよ。面倒は必ず私がみるアルとか言ってたくせによォ。最終的にはぜってーお母さんが犬の世話することになるんだよ!アレ?俺お母さん?」
『しょうがないよ!それが犬を飼うことを許したお母さんの結末なんだよお母さん』
「お母さんじゃねーよ!性別的になまえだろ!」
『私関係ないし!』








「フン、ペットのしつけも出来んとは情けない…」








すると背後から聞き覚えのある声が聞こえてきた。振り返ればそこには攘夷志士の桂さん(男前)(でも馬鹿)とその隣にはなんか、気持ち悪いモノがいた。

「ヅラァ。なんだソレ気持ちワル!」
『!銀ちゃん!スンマセン桂さん!今のは「隣に置きたくなるほど気持ちがわかる!」の略です!』
「おめーの解釈が一番気持ち悪いわ!」






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