Rocky and Funny!! | ナノ






「副長、ここです」

私は銀ちゃんたちが隠れる部屋の前に真選組と一緒に立って(捕まって)いた。



「お嬢さん名前は?」

他の真選組がテロリストに叫ぶ中、バズーカを放った男、沖田さんが私に向かって言った。土方さんもこちらを見ていた。(…せめて瞳孔閉じてほしい)

『…なまえです』
「なまえさん、何で桂なんかの一味に」
『いや…だから、私と、あと一緒にいた銀髪と眼鏡とチャイナの女の子は無関係なんですって』
「てめーまだシラを切る気か」
「土方さん」



『…嘘だと思うならそれでいいです。銀ちゃんたちを斬るなら、私も斬ればいい』



瞳孔を開かせ私を見る土方さんに私は躊躇いなく見つめ返した。すると土方さんがバツ悪そうに舌打ちをすると他の人達と一緒に銀ちゃんたちがいる部屋に体を向けた。

「アンタホントに面白いですねィ」
『な、何がですか』
「あの土方さんを黙らせるなんて」
『?』

この状況で呑気に笑った沖田さんに私は頭にハテナを浮かべた。











「オーイ出てこーい」
「マジで撃っちゃうぞ〜」


「土方さん、ドラマの再放送始まっちゃいますぜ」
「やべェ、ビデオ予約すんの忘れてた」
『あ…お登勢さんに頼んどかなきゃ』
「!なまえさん、見終わったら貸してくだせェ」
「…俺も頼む」
『え?あ、はぁ…(アンタら敵なんじゃないの?)』






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