Rocky and Funny!! | ナノ


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テレビに映った神楽ちゃんに私と銀ちゃんは思わず飛び出してきたが、やはり少し気掛かりだったのかカメラの前で映画の宣伝をすると、気を取り直して私達はえいりあんへと向かっていった。

「旦那ァァ!なまえさァん!」
「アイツら死ぬつもりか!?」

後ろで沖田さんや近藤さん達の声が聞こえたが私達はそれを他所に木刀を構ええいりあんへと一直線に突っ走って行く。





「定春。散歩の時間だ」
『散歩にしちゃァ随分物騒なコースだけどね』
「たまにゃァいいだろ。今日はどこでクソたれようがじゃれようが自由だよ」
『そうだね。めいっぱい暴れてよ』

私達は定春にそう言うとニッと笑った。





「『いくぜェェェ!』」





バグンッ!





「あり?」
『アレ?真っ暗?』






「「「え゛え゛え゛え゛!!」」」

「呑み込まれたァァ!散々カッコつけて呑まれちゃったよオイぃぃ!何しにきたんだァァ!」

真選組の各々の声が聞こえてくる。

『…どうやら食べられちゃったみたいだね』
「オイオイまじかよーこれからどーやって生きてくんだよ。糖分とれねーよ」
『そーゆう問題?』






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