Rocky and Funny!! | ナノ






さらにまた翌日。

『それにしても茂吉さんにあんな謎があったんだね』
「茂吉ィ?いねーよそんな奴。フィクションに決まってんだろ。簡単に騙されるんだもんな〜アイツら」
『え?まさか私も騙されてたの?えっ茂吉さんフィクション?え、フィクション?』

「それにしても楽しみですね。どーなってんでしょ」
『空飛ばせなんて変な要求だよ。一階ごと飛んでたらどーしよう』
「俺昔からパプペポンに住んでみたかったんだよ」
「『パルテノンね。……ん?』」




私達は新八くんの家から万事屋銀ちゃんへと向かっていた。そろそろ着く頃だ、と話していると、何だか人だかりが沢山出来ているのに気付いた。(何かデジャヴのような気が…)なんだなんだ、と近付いていくとどこからか話が聞こえてきた。

「なんかァ、空飛ばすとか言って変なモン造ってたらしいわよ」
「フハハハ、バカじゃないの」






「爆発してホントに空飛んじゃった」







人だかりは私達の家の前に出来ていた。私達は人だかりの間を割って家の前へと辿り着き、万事屋銀ちゃんに目をやると綺麗に2階から上が無くなっていた。どうやら、家を空に飛ばす変なモンを造っていたら爆発して飛んでいったらしい。私達は暫く黙り混み、その場に立ち尽くしていた。そして、銀ちゃんがゆっくりと口を開いた。


「…誰か、茂吉を呼んでこい」






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