Rocky and Funny!! | ナノ






ガラララ。



夕方頃になると扉の開く音が聞こえてきた。

『おかえりー。早かったねー』

帰ってきたのは銀ちゃんだった。銀ちゃんはジャンプを読みながら出迎えた私を見ると、応接間をキョロキョロと見渡し口を開いた。

「神楽と新八は?」
『お買い物中』
「…なんでまだいんだ」
『お留守番でしょうよ。で、破局して戻ってきたの?』
「んな訳ねーだろ。あれはなァ…」
『どーせややこしい事にでも巻き込まれたんでしょ』
「…知ってたのかよ」
『ふっふっふっ、まーねー。そんな気がした。てゆーか、銀ちゃんと結婚したがる人なんていないでしょ』
「…ホントに結婚してたらどーすんだよ」
『別にいいんじゃない?祝福するよ』




「…バカヤロー」
『ふふ、変な銀ちゃん』

少しふて腐れた顔の銀ちゃんに笑って再びジャンプに目を移した。(ホントはそうなってたらちょっとは嫌だって事は内緒にしておこう)






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