Rocky and Funny!! | ナノ






銀ちゃんは忍者の格好をした女と寝ていた。だが、私達は大した反応は起こさず、とりあえず朝食を摂る事にした。

「あの〜納豆ありますか?」
『ありますよ』
「あ、どうも」



「……で、誰この人?」



「アンタが連れ込んだんでしょーが」
『銀ちゃん覚えてないの?』
「…昨日は……あ、ダメだ。飲みに行ったトコまでしか思い出せねェ」
『忍者の格好までさせちゃって〜』
「くの一か?くの一プレイか?」
「いい加減にしろよ!んな事するワケねーだろ!どっちかっていうとナースの方がイイ!それに着せるならなまえの方がイイ!」
『着ねーよバーカ』
「……あの〜何も覚えてないんスけど何か俺変な事しました?」
「いえ、何も」
「!そーかそーか」
『えーつまんない』
「何言ってんだよ。あーよかった。てっきり酒の勢いで何か間違いを起こしたのかと」
「夫婦の間に間違いなんてないわ」
「だよなァ?いや〜よかっ…」




「「『…ん?』」」

何もなかった事につまらないという顔をしていたが、女の人の言葉に思わず私と神楽ちゃんと新八くんは顔を見合わせた。

「さっアナタ、納豆がホラッこんなにネバネバ練れましたよ。はい、アーン」
「いだだだ。そこ口じゃないから。そこ口じゃないよ。目は口程に物を言うけど口じゃないよ。え?何?夫婦って」
「責任とってくれるでしょ。あんな事したんだから」
『……情けない』

私はいつものように大きなため息をついた。






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