Rocky and Funny!! | ナノ






暫く怪しそうな人の様子を見ていると、何だか見に覚えのある纏が視界に入った。

『アレ、あの人…』
「オイオイ、ありゃオメーんとこのハゲじゃ…」
「!頭ァ、何でこんな所に……」

何をしているのかと思えば一冊の雑誌を手にとり、大きくため息を吐いた。





「やっぱコレ、捨てんの止めようかな…けっこー気に入ってんだよな」





「エロ本捨てに来たみてーだ」
『男って…』

辰巳さんは何とも間抜けな頭の姿に派手にこけた。その音に気付いた頭がこちらに顔を向けた。

「!あっ…オメッ辰巳!てめーこんな所で何やってやがんだ!!」
「オメーこそエロ本捨てにわざわざこんな所まで来てんじゃねーよ!」
「違いますぅ!俺はジャンプ捨てに来たんですぅ!」
「嘘つくんじゃねェ!薄いカモフラしやがって」
『!…銀ちゃんもまさか』
「してねーよ俺はそんなことしません神父様に誓ってしません」
『誓うとこちげーよ』
「ったくよォ。こんなオッさんにはなりたくねーな」
「オイぃぃ!なりかけてるぞ!腰のあたりまで侵食されてるぞ!!」
『!銀ちゃんまさかジャンプ捨てに来るフリして実はエロ本回収に…』
「ちげーよコレはだな、新八のために…」
『っ信じてたのにィィ!』



ドゴォッ!






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