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「めんどくせェなぁ」
『ちゃんと持って帰りなよ』
「…なまえ、ジャンプってすげー面白ぇんだ」
『だから何?』
「よかったらや『押し付けないで下さい』…しょうがねぇ、便所紙にでも使うか」
『素直に古紙の日に出しなよ…ん?何この音』
「あん?」
銀ちゃんと話していると何だか後ろでパチパチと音が聞こえてきた。かと思えば焦げ臭い。(まさか)
「アレ?ちょっとォ!?」
『ちょっとちょっと!』
「ここもボヤ騒ぎ!?」
『!そういえばお登勢さん煙草吸ってたような…』
「あのババア、ポイ捨てしていきやがったな!やべーぞコレ!水水!」
『ないよそんなもん!』
「!なまえ!後ろ向いてろ!」
『え?』
突然銀ちゃんに言われて何をするんだ、と思えばカチャカチャとズボンに手をかけ出した。
『!ちょっと銀ちゃん猥褻ですか!?キャー助けてー!猥褻されてますゥゥ!』
「ちげーよ!…出るか?いや大丈夫、自分を信じろ」
『おまわりさーん!パニックに乗じて猥褻してますこの人ー!おまわりさーん!』
「だからちげーって言ってんだろォ!おまわりさーん!冗談ですよォォ!!」
ブバァァァ!!
すると、どこからか大量の粉が私達に襲いかかった。