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「あいつらが洗礼を受けた連中なんだろうな。何も知らずに来てたらオレ達もああなってたって事か」
『こわーい』
「なまえはぜってー思ってねーだろ」
『……(バレたか)』
「うわー広いねー」
『へー100階より大分いい待遇が受けられるんだ』
部屋へと入ると100階とは違う豪華な個室が用意されていた。辺りを見回しテレビ目を遣るとソファに深く座り込んだ。
「おい、ゴン!」
『早速みたいだねー』
キルアも気付き、ゴンをテレビへと目を向けさせた。モニターには【戦闘日決定!!225階闘技場にて。3月11日3:00スタート!!】と書かれていた。
「はやっ。11日っつったら明日のじゃねーか」
『でもゴンはやる気みたいだよ』
「!」
ゴンを見ると念を放出させていた。
「多分明日は勝てない」
『だろうね』
「でもいいんだ」
『……』
「早く実感してみたいんだ。この力で、一体どんなことができるのか」
「『……』」
ゴンがわくわくしているのが私達にも伝わってきた。(面白くなりそうだなー)