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いつもコジローはムサシとニャースといて楽しそう。(別に嫉妬はしてないよ)常日頃集まっては何か秘密会議だとか。(いやいや嫉妬じゃなくて)

「ねー」
「ん?どうしたんだよなまえ」
「ムサシといつも楽しそうだね」
「べ、別に楽しそうじゃないよ」
「(なんで今どもった)…ふーん」

ぷい、と拗ねたフリをするとコジローは焦り出す。どうしたんだよ、と聞いてくるが私は別に?の一点張り。

「じゃあなんで怒ってるのさ」
「怒ってないよ」
「でも、」
「ふーんだ」
「ほら怒ってる!」
「怒ってないってば」

コジローはどうしようと言った顔で何か考えていたかと思えばはっと思いついたようにそうだ、と立ち上がった。

「なまえ!」
「なーに?」
「プリン買いに行こう!」
「…は?」
「プリン食べたら機嫌なおるから!」
「……(プリンで機嫌なおる奴なんかいないよ)」

しかも物で機嫌なおそうとしてるのかこいつは、と思ったが、コジローなりの考えなんだ。しかも、何で怒ってるのかわからないコジローなんだ。しょうがないか。私はため息をつくとゆっくり立ち上がった。コジローはそれを見て満面に笑うと私の手をぎゅ、と掴んだ。(くそう、可愛い奴め)

(ほら!なまえの好きな牛乳プリン!)
(…なんて可愛いんだちくしょう)





(ほんとは嫉妬してたんだよ)




110311
ポケットモンスターにてコジロー



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