かもめの声が聞こえるとカーテンの隙間からは眩しい光。
ああ、朝がきた。
鬱陶しいほどの眠気にごろり、と体勢を変えるとすぐ隣には間抜けな顔で眠るルフィがいた。
夢じゃ、なかった。
昨夜、ルフィと繋がれたことを思い出す。はたから見ればルフィには縁のない行為だと諦めていたが、彼は知っていた。
"愛してる"
そう囁かれたのを思い出せば目の奥が熱くなる
泣
き
た
く
な
る
様
な
美
し
い
朝
。
×
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