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幼稚園シリーズ・はなもも組食満くん


「ねえちゃんっ!」

ガバッ

「おーっ留三郎、相変わらず元気だね!今日も幼稚園楽しかった?」
「おう!今日もいさくが転んだり穴に落ちてたから、助けてやったんだ!」
「そっかあ、留三郎は毎日伊作くんの事助けて優しいね!」
「だってねえちゃん、優しい人がすきだって言ってただろ」
「ま!私が友達と話してた内容聞いてたの?」
「おう!だから俺、ねえちゃんにすきになってもらえる様な優しい人になる!」
「留三郎ったら…!今でも十分留三郎は優しくて好きだよー!(ぎゅうぎゅう)」
「ううっく、苦しいよねえちゃん…!」
「はっ!ごめんごめんっ」
「ねえちゃんは俺の事すきなのか?」
「うん!もう大好き!」
「じゃあ、今日ずこうの時間に、ねえちゃんに作ったからこれやる!」
「えっ、これ、留三郎が作ったの?」
「そうだ!ねえちゃんに似合う色紙えらんで、指輪つくったんだ!」
「す…すごーい!留三郎がお姉ちゃんに指輪作ってくれたなんて、すっごい嬉しいよー!」
「嬉しいかっ?」
「うん!すっごく嬉しい!ありがとうね、留三郎」
「じゃっじゃあ俺とけっこんしてくれるかっ?」
「えっ!結婚!?(どこでそんな言葉覚えたの!)」
「おとこがおんなに指輪をあげて、おんなが受け取ったらけっこんするんだろ!」
「よ、よく知ってるね…!」
「だから、ねえちゃんは俺とけっこんしなくちゃいけないんだぞ!」
「…お姉ちゃんは凄く嬉しいけど、留三郎はお姉ちゃんと結婚してくれるの?」
「俺はねえちゃんと結婚したいから、指輪をあげたんだぞ!あたり前だ!」
「(きゅん!)っ留三郎ー!(ぎゅうぎゅう)」
「へへっ、ねえちゃんは俺がしあわせにするからな!」


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