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幼稚園シリーズ・ろうばい組七松くん


「いっけいっけどんどーん!」
「小平太くん、それ何のお歌?」
「いけいけどんどんの歌だ!」
「(???)そっかあ、もっと歌えるの?」
「歌えるぞ!いっけいっけどんどーん!いっけいっけどんどーん!いーけ、いーけどんどんっすーすんでいけー!」
「(???)上手だねえ!」
「へへっ!今のがいちばんで、にばんもあるんだぞ!にばんは、ここほれどんどんだ!」
「(ここほれ…わんわん?)一番はいつも走ってる時に歌ってるけど、二番はどんな時に歌うの?」
「砂場で穴を掘るときだ!歌ってやろう!こっこほっれどんどーん!こっこほっれどんどーん!」
「ああっ小平太くん!」
「…えへ、えへへへ」
「こらっ!小平太くん!砂場で遊んでる長次くんのお山崩しちゃ駄目でしょ!長次くんが笑って怒ってるじゃないの!ちゃんと謝りなさい」
「うー…ちょーじ、ごめんなさい」
「…うん、いいよ」

「偉い!ちゃんと謝れたねえ!」
「えらいっ?私えらいっ?」
「うん!偉い偉い!お詫びに長次くんのお山一緒に作ってあげよっか」
「うん!ちょーじ、作りなおすぞ!」
「…うんっ」
「(うはあ!長次くんと小平太くんが仲良く笑ってお山を作ってる…!)眼福…!」
「せんせい!せんせいもいっしょにお山つくって!」
「ああっごめんごめんっ」

***

「あらあら、すっかり泥んこなっちゃったねえ。まあ汚れてない日は無いからいつも通りなんだけど」
「へへへ!でもせんせいが拭いてくれるから、私はうれしい!」
「もう、小平太くんは甘えん坊さんだね」
「せんせいと一緒にいれるなら、私はいっぱい甘えるぞ!せんせいが大好きだからな!」
「(きゅん!)先生も小平太くんが大好きだよー!」
「ほんとうかっ?」
「うん!本当だよ!」
「じゃあ、ちゅーしていいかっ?」
「(ちゅー!?ほ、ほっぺにちゅーか!?)も、もももちろん!是非ともして下さい!」
「よし、じゃあ目つぶって!」
「はい!」

ちゅっ

「(くっくく口…!?)こっ小平太くん…!」
「へへへ!せんせいのはじめてのちゅーは私だ!」
「(…何で初めてだって知ってるんだ)」



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