Change the Body!! | ナノ


包帯忍と鍛錬バカが入れ替わったら


「うおおお!組頭が格好良く(普通に)座ってるぞー!!」
「え?ただの胡座だろうが…?諸泉さん、でしたっけ。何をそんな、」
「ぎゃああ!!文次郎が女座りしてるうう!!きもい!」
「なに!?」
「失礼だな、なまえちゃん」
「っおい!雑渡昆奈門!俺の体で女座りをするな!!」
「私はいつもこの座り方なんだけど、何か文句でもあるのかい?」
「大アリだバカタレ!!」


こそこそ。

「なあ、きみ。えーと、みょうじなまえくん?」
「何でしょう?諸泉尊奈門さん」
「うちの組頭、あのままでも良いと私は思うんだけど…とりあえず座り方格好良いし」
「えーっ私はあんなきもんじ嫌ですよー。とりあえず座り方きもいし」
「お前ら聞こえてるぞコラァ!なまえ…誰がきもいって?」
「あ、あらー!気のせいじゃない!?」
「ふーん、尊奈門。君はこのままでいいと思ってるんだ」
「い、いえ!そんなまさかあはははは!」


そうして暫く、タソガレドキ城と忍術学園では「ギンギーン!」と叫び回り、所構わず頭突きをする雑渡昆奈門(潮江)と、会計室で算盤も弾かず、女座りでのんびりと茶会を開く潮江文次郎(雑渡)で話題は持ちきりだった。



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