Change the Body!! | ナノ


包帯忍と私が入れ替わったら


「大変だー!タソガレドキ忍軍の組頭の雑渡さんとくのたま三年生のなまえちゃんが入れ替わってしまったー!」
「わかりやすい説明をありがとう、伊作くん。それにしても、こんなに低い背丈で見る景色は久しぶりだ。なまえちゃんだっけ?中々可愛い見た目してるし、十二の割に良い体つきしてるねえ…ふうん」
「ざっ雑渡さん!?私の体で変な事しないで下さいよ!?」
「嫌だなあ、私が変な事する訳ないだろう」
「うっ…自分の笑顔なのに胡散臭い…。それより、こっちはこっちで身長が高すぎてなんか、変な感じ…て、ていうか、片目見えづらっ…酔いそう…ぅえ」
「なまえちゃん!?うわなんか雑渡さんをなまえちゃんて呼ぶの嫌だな…いやいや!そんな事より!医務室へ行こう!」
「い、いえ…雑渡さんを一人にして私の体で変な事されちゃ困るんで…!うぷ…た、例え此処で嘔吐しようとも…私は行きません…!」
「なまえちゃん…!そうだね、何よりもそれが一番恐ろしいもんね…!わかった!」
「いや私を一緒に医務室に連れて行けばいいんじゃないかな。私が吐く姿あんまり見たくないんだけど」
「それより喉乾いた…あ、何故か懐にお茶が…んもう、飲み辛いなあ…ずずー」
「あ、なまえちゃんそれ」
「っ熱いい!!ていうか、雑炊いい!!」
「なまえちゃああん!!」
「ねえこれ、なまえちゃんに預けた私の体の方が心配なんだけど」



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