忍たまのみんなに告白してみた | ナノ


「立花くん、ずっと好きでした」

「…貴様は馬鹿か」
「え!?今、なんて…」
「貴様は馬鹿か、と言ったんだ」
「に、二度も馬鹿って言わないでよ!」
「貴様が言わせたんだろうが。忍術学園に通う者として恥ずかしくないのか」
「は、恥ずかしいって…」
「恋などという馬鹿げた事に現を抜かしおって」
「に、忍者としていけない事なのは私だって、わかってるよ。でも馬鹿げた事って…酷いよ」
「…はあ。いちいち泣くな」
「な、泣いてなんかないもん…ひっく…」
「…ああもう!貴様に泣かれるのは困るんだ」
「…どういう事?」
「(はっ)いや、何でもない。好きなだけ泣け」
「ねえ、何で私が泣くと立花くんが困るの?」
「(こいつ…)あああ、うるさい黙れ!」
「ねえ(もがもが)なん(もが)立花く(もがもが)」

「っ卒業したら!恋でも何でも付き合ってやるから今は何も言うな!そして泣くな」

「え…そ、それって!」
「うるさい!わかったか!」
「っはい!!」
「それまでに他の奴に目移りなどしたら許さんからな」
「!はい!!」



***
ちゃんと学園卒業するまで立花くんは欲という感情は押し殺してそう。
そして恥ずかしくて名前呼べない。ツンデレ最高。

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