忍たまのみんなに告白してみた | ナノ


「留三郎の事が、ずっと好きでした」

「ええっ!?」
「…なに、その失礼な反応。こっちは恥ずかしいけど勇気出して真剣に告白してんのよ」
「いや、だ、だって…なまえは文次郎の事が、好きじゃなかったのか…?」
「は!?何であいつが出てくるの?」
「お、同じ会計委員だし…(文次郎はどっからどう見てもなまえの事が好きだし、なまえはいつも楽しそうに文次郎と話してるし…)」
「何それ!会計委員は会計委員を好きにならなきゃいけないルールでもあるの!?そもそもあんな年がら年中ギンギン野郎を好きになるはずがないわ!あ、委員長としては尊敬してるけど」
「そ、そうか。勘違いしてすまない…(最後に付け足した感が逆に可哀想だ…すまん、文次郎)」
「…それより、留三郎の返事は?」
「…いや、その」
「…私の事、嫌い?」
「それは無い!断じて無い!俺がなまえを嫌いなど断じてある訳が…あ」
「…そ、それって、つまり?」

「…俺も、なまえが好きだ。俺と付き合ってくれ」

「っ…留三郎、大好き!」



***
恥ずかしいけど言う時はちゃんと言ってくれて、女の子の恥ずかしい気持ちを庇うように最終的に自分から告白してくれているかのような返事をしてくれたら素敵ですよね留兄やん。


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