じゃじゃ馬にさせないで! | ナノ


3人の日課になりました





ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!



「天道あかねが来たっ!!」
「転校生のみょうじなまえもっ!」
「許嫁の早乙女乱馬も一緒だっ!」

「天道あかね!俺と交際…!」
「みょうじなまえは俺とっ…!」
「早乙女っあかねくんから手を引…!」

ばきっ!どかっ!

ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!



朝から、あたしと乱馬とあかねは猛ダッシュで学校へとやってくると、そのスピードであかねの日課、最早あたしと乱馬含め3人の日課となった向かい来る生徒達をなぎ倒していく。

「勝負〜〜っ!!」







ばきっ!!







それから少し遅れてやってきた九能先輩目掛けて、あたし達は息が合ったように勢い良く飛び蹴りを食らわした。そして再び校舎へ向かい走り出した。

「ちょっと、なまえはともかく、手助けなんかしないでよ」
「おめーのためにやってるわけじゃねーよ」
『言い合ってないで、早く行かないと遅刻するよ』
「あ、待ってよなまえっ」

あかねと乱馬が言い合う中、あたしは止めるように言葉を発し、2人を追い越すように足を速めた。すると2人は言い合いを止めてあたしを追いかけてくる。まだここに来て数日だが、いつの間にかあたしは2人の仲裁役になっていた。(まだ夢見てるみたい)(…そういやー現実のあたしは生きているんだろうか)






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