その頃
「けっ全く見てらんねーや」
その頃、乱馬と良牙は庭で何やら話していた。
「おめーもいいツラの皮だぜ、ゴマすりやがって。あかねに惚れちまったんだろ」
「ふっ、確かにあかねさんは優しいが…」
「…まさかなまえか?」
「…何にせよ、男のヤキモチはみっともないぜ」
「!だっ誰がヤキモチなんかっ…」
ドボーンッ!
「ぶいぶいっ」
「……」
すると突然、良牙が自ら池に飛び込みブタになるとどこかへ向かい出した。それを見た乱馬はハッと向かう先に気づきわなわなと震えた。
「良牙、てめえ…またあかねかなまえの寝床に潜り込むつもりかーっ!!」
「ぶいぶいぶいっ」
シュッ!ボンッ!
乱馬は勢いよく持っていたボールを良牙目掛けて投げつけるがあたらず、良牙はどちらかの部屋へと向かった。