じゃじゃ馬にさせないで! | ナノ


懐かしの天道道場





【ここが天道道場だ】
『わー…!』

暫くしてあたし達は大きな看板が目印の"天道道場"へとやってきた。(懐かしー…!本当に漫画で見た通りだ)あたしは中学生の頃に見た天道道場に懐かしさを覚え感動していた。(実際来たのは初めてだから何だか変な気分)






「ん…此処は…」
『あ、乱馬』
「…!っくそおやじ…!」

玄馬さんに担がれていた乱馬が目を覚まし置かれている状況を理解するとバタバタと暴れだした。そんな乱馬に玄馬さんは気にも止めず道場の門に足を踏み入れた。

『…え!玄馬さん!?パンダのまま行くんですか!?その姿じゃ絶対驚かれますって!』
【大丈夫】
『(何が大丈夫なんだ)』
「っおい!はなせっばかやろー!」
『乱馬もちょっと落ち着いて…』







「きゃーっきっと乱馬くんよ」
「早乙女くん、待ちかねた!」







『!』

すると、あたし達の声に気付いたのか家の中から声がし、こちらへと向かう足音が聞こえてきた。






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