(万事屋と桂エリーで大富豪/会話文のみ)



「ふはは、見ろ!最強カード、数字の2だ!」

「ズルいアル!ヅラ!さっきから強いカードばっかネ!イカサマしてんじゃねーヨ!」

「イカサマじゃない桂だ。リーダー、ここは戦場だぞ。いついかなるときも強敵に備え最強カードを温存しておくことが常識。ふっ、この勝負、俺が勝ったも同ぜ…」

『甘いですよ、桂さん』

「なっ…ジョ、ジョーカーだと…!?バカな!ジョーカーは俺が持っていたはず!まさか、もう一枚のジョーカーを隠し持っていたというのかエリザベス!」

「なんだヨ。エリーも最強カードアルか。いたいけな少女に大人気ないと思わないアルか!お前ら!」

『まだこれで終わりじゃないですよ、桂さん』

「な…これは…か、革命だとォ!?」

「……革命ってなんアルか?」

『革命とは:今までの強さが逆転、つまり2が最弱で3が最強になるシステムのこと』

「マジアルか!ヒャッホーウ!私の最強カードアル!」

「エリザベス、貴様、まさかその持ち札の枚数もこのためのフェイクだったとでもいうのか!」

『"いついかなるときも強敵に備える"。桂さん、革命家の常識ですよ…?』

「貴様ァァァ!成敗してくれる!このテロリストがァァァ!」

「テロリストはお前だっつーの」ゲシッ

「痛っ!なにをする銀時!あ、お邪魔してます」

「邪魔だと思うなら帰れ。神楽、知らない奴はウチに入れるなって銀さん口が酸っぱくなるくらい言っただろーが」

「知らない奴だと?銀時、貴様また記憶喪失か!?…仕方あるまい。俺が思い出させてやろう。貴様は昔からの俺の舎弟…」

「古ィーよ!単行本何冊目の話だよ!いっそ懐かしすぎて微笑ましいわ!」

「銀ちゃん!銀ちゃんも一緒に大富豪するアル!」

「はぁ、大富豪?やだよめんどくせー」

「ふっ、銀時。負けるのが怖いのか?」

「あぁ?馬鹿言ってんじゃねーよ。つーかさっき負けかけてた奴にだけは言われたくねェ」

「口だけでは何とでも言える。負け犬の遠吠えにしか聞こえんぞ、銀時」

「んだと、テメェェ!よっしゃやったらァァァ!神楽!カード配れ!」

「アイアイサー!」




「…お前らいい加減仕事しろ」


(革命!)








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