俺に続けてバトン3/TMM風味




†俺が塩ならお前は…

「間違いなく砂糖だな」

「はァ?何言ってんだ、ヅラ。ついに脳までやられたのか」

「フン、糖尿病一歩手前の貴様に言われたくないわ」

「うるせェェ!砂糖の申し子は糖尿病なんかにゃなんねーんだよ!大体、土方のがヤベェだろ?俺が砂糖ならヤツは間違いなくマヨネーズだろ、間違いなくメタボだろ」

「何だとコラ、マヨネーズ馬鹿にするとタダじゃおかねェぞテメェ!マヨネーズは最高の調味料なんだよ!」

「バカはてめーだろ、調味料は適度に使ってこそ、素材が活きるんだよ!普通はあんなバカみてーに掛けねーんだよ味オンチ!」

「テメェに言われたくねェよ!そっちこそバカみてェに何でもかんでも甘くしやがって、ただでさえ機能してねェ脳がジャムにでもなってんじゃねェか?」

「騒ぐな2人とも。俺から見れば五十歩百歩だ」

「同感だね。どちらも立派な成人病予備軍だよ」

「「何だとコラァ!!」」

「いいからそのうるさい口を閉じたまえ。志村さん、どうぞ」

「はい」

「「‥何コレ」」

「君達の主張する砂糖やマヨネーズは、最高の調味料なんだろう?是非この卵焼きを食べて、その味をレポートしてくれたまえ」

「腕によりをかけたのよ。火加減もバッチリだと思うの」

「ほぅ、大したものだ。ほら、さっさと食わんか貴様ら」

「「‥‥(こ、こいつら‥!)」」


†見ろよハニー、綺麗な夕日だよ。…

「え、えぇ、綺麗ね」

「志村サンの瞳もキレイだね」

「‥神威くん、日本語上手ね」

「そう?みんながいろいろ教えてくれたんだよ」

「まァ、そうなの?(誰がこんなクサい科白教えたのかしら)」

「他にもいろいろ教わったよ。エート、“かわいいは正義”とか」

「ふっ‥やだ、なぁにそれ」

「“まな板には育てるロマンがある”とか“形は大きさに勝る”とか“ヒンニュウモエ”とか‥ネェ、コレどういう意味?」

「ウフフフ神威くん、それ誰から教わったの?」

「坂田クン達」

「フフフ‥そう‥神威くん、私ちょっと用事思い出したから行くわね」

「俺も手伝うよ!(ヤッタ、作戦成功だね)」


†全国民の皆様、残念なお知らせです。…

「昨日、TMMの主要メンバーがほぼ全員病院送りにされました。‥TMMの今後の活動の目処は立っていないそうだよ」

「いやー、アレはすごかったねィ」

「うまく逃げたもんだね、沖田君」

「伊東もだろィ」

「僕は残念ながら、TMMとやらのメンバーじゃないんでね」

「チッ‥しかしあの神威ってのも油断できねェ野郎だな」

「えー、俺は志村サンのお手伝いをしただけだよ」

「ウソ吐けィ、てめーはただ暴れたかっただけだろィ」

「ありゃ、バレてた?」

「当然。俺を誰だと思ってるんでィ」

「‥‥(似た者同士だな、この2人)」





終ーーー了ーーー。

>な、長かった‥!

お疲れ様でした。

>お粗末でした。

尚、このバトンは最低5人に回さないと爆発します。

>とりあえず、ここに埋めときます。

サヨナラ全世界。

>(^o^)/~~

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(090120)



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