《finalact.寸止》 「金さん、もちろん一発殴られてくれますよね?(にこ)」 「‥おぅ。ドンとゴフゥッ!」 「もう、本当にいい迷惑だわ。新兄さんは?」 「‥あァ、家で待ってるぜ。‥なァ、お妙」 「はい?」 「本当に‥アイツに何もされなかったか?」 「本当に、何もされてません」 「そうか、ならいい(後で殴り込みに行くけど)」 「ねぇ、金さん‥あの人、本当に金さんのお友達なの?」 「いやー、ダチっつーか腐れ縁っつーか‥お妙?」 「‥な、何でもないです」 「‥なァ、お妙」 「何ですか?」 「アイツにはもう、近付くなよ」 「向こうから一方的に近付いて来たんですけど」 「もう二度と近寄らせねェから」 「‥?」 「妙、」 「‥何です、か?ちょ、‥!」 「俺のこと、見てよ。頼むから」 「き、金さ‥」 「妙、俺のこと嫌い?」 「嫌いじゃないわよ、ま、待って‥!」 「オイ、いい加減に妙を離せ」 「‥ちっ、やっぱり来たか寸止めの達人土方」 「変な称号つけんじゃねェ!!」 「ほら、おいでなせェ。新兄さんが待ってますぜ、妙」 「そうだった!早く兄さんを安心させてあげなきゃ!!」 「今回は妙が戻ってきたからよかったが‥」 「無事かどうかは何か微妙みたいですがねェ」 「‥山崎。お前しばらくの間、妙の護衛に付け」 「ハイ!!」 「ただし、妙の半径50メートル以内には近付くな」 「えぇええぇぇぇ!?それじゃ護衛にならないじゃないですか!」 「じゃあ、5メートルまでは大目に見てやる。ただし、妙の視界には入るんじゃねェ」 「はいはい、わかりましたよ‥(全く嫉妬深いんだからこの人は)」 ※50メートルパート(笑) 高杉さんを警戒する余り、つい本気出して迫っちゃった金時さん。うまく書けませんでした(泣笑) 余裕がなくて本気出ちゃったら、お妙呼びが妙呼びになったりとかだといいな、なんて。 刑事2人は、一応席は外したけどちゃんと見張ってます。 そして少しでも不穏な気配を察知したら、すかさずお妙さんを確保します(笑) ちなみに土方さんも高杉さんも嫉妬深いですが、ジミーを前にすると土方さんの方が理不尽さが増します(笑) (080315) |