かぶき町ポルカ-5/金魂




《finalact.寸止》

「金さん、もちろん一発殴られてくれますよね?(にこ)」
「‥おぅ。ドンとゴフゥッ!」
「もう、本当にいい迷惑だわ。新兄さんは?」
「‥あァ、家で待ってるぜ。‥なァ、お妙」
「はい?」
「本当に‥アイツに何もされなかったか?」
「本当に、何もされてません」
「そうか、ならいい(後で殴り込みに行くけど)」
「ねぇ、金さん‥あの人、本当に金さんのお友達なの?」
「いやー、ダチっつーか腐れ縁っつーか‥お妙?」
「‥な、何でもないです」
「‥なァ、お妙」
「何ですか?」
「アイツにはもう、近付くなよ」
「向こうから一方的に近付いて来たんですけど」
「もう二度と近寄らせねェから」
「‥?」
「妙、」
「‥何です、か?ちょ、‥!」
「俺のこと、見てよ。頼むから」
「き、金さ‥」
「妙、俺のこと嫌い?」
「嫌いじゃないわよ、ま、待って‥!」
「オイ、いい加減に妙を離せ」
「‥ちっ、やっぱり来たか寸止めの達人土方」
「変な称号つけんじゃねェ!!」
「ほら、おいでなせェ。新兄さんが待ってますぜ、妙」
「そうだった!早く兄さんを安心させてあげなきゃ!!」

「今回は妙が戻ってきたからよかったが‥」
「無事かどうかは何か微妙みたいですがねェ」
「‥山崎。お前しばらくの間、妙の護衛に付け」
「ハイ!!」
「ただし、妙の半径50メートル以内には近付くな」
「えぇええぇぇぇ!?それじゃ護衛にならないじゃないですか!」
「じゃあ、5メートルまでは大目に見てやる。ただし、妙の視界には入るんじゃねェ」
「はいはい、わかりましたよ‥(全く嫉妬深いんだからこの人は)」



※50メートルパート(笑)
高杉さんを警戒する余り、つい本気出して迫っちゃった金時さん。うまく書けませんでした(泣笑)
余裕がなくて本気出ちゃったら、お妙呼びが妙呼びになったりとかだといいな、なんて。

刑事2人は、一応席は外したけどちゃんと見張ってます。
そして少しでも不穏な気配を察知したら、すかさずお妙さんを確保します(笑)

ちなみに土方さんも高杉さんも嫉妬深いですが、ジミーを前にすると土方さんの方が理不尽さが増します(笑)


(080315)



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