鎌倉殿
2022/09/19 16:56

昨日の次郎殿の件、前々から覚悟していたものの、すごいじわじわ精神に堪えてくる
いや、妙な清々しさというか、昇華された感みたいなものがあって、メンタルの抉られ方だと上総守の方が上で、昨日の回は久しぶりに見返す余力もあるんだけど

余波が…半端ない……

もう初っ端から、奥方に向けた優しい眼差しに泣けてしまったんだけど、最後の最期までお見事としか言いようがなかった

景色がとても綺麗で、初夏の新緑に白い着物と朱の鎧紐が良く映えて、それだけで胸が苦しくなる
和田殿との会話、陣を張ってから一騎打ちの流れ
演者さん達の表情、声色、目線
どれをとっても素晴らしく、そして哀しくなった

次郎殿、用兵でも騎馬でも一騎打ちでも、肉弾戦でもめちゃくちゃ強くて、もう大興奮だった
坂東武士最強では…?
最期の描写がなくて本当に救われた
あったら多分耐えられなかった

たぶん上総守の時との違いはここなんだろうな
あの方もめちゃ強描写がたくさんあったのに、あの最期が、あんなに立派な武士があんなに尊厳を奪われて足掻いて終わる、というのがすごくショックだったから

小四郎さん、次郎殿にあの時トドメを刺してもらいたかったのかな
小刀を喉に突き付けられた後、笑ったんだよね
次郎殿はそれを見て、トドメを刺さなかった
一つ息を吐いて、小さく頷いた後、笑ったんだよね
今までのように穏やかに、はにかむように

もうさーーーー!!!(泣)
言葉にならない

次郎殿、本当に武士の鑑の如く、お見事な最期
哀しい

ツイッターで感想を漁って軽く2時間ほど溶けたんだけど、他の人達の感想を読むと少しだけ癒やされる
あと勉強になる

誰かが今回の次郎殿のことをロイエンタールじゃんと言っていたけど、経過は確かにロイエンタール味があるけど、次郎殿はどちらかというとミッターマイヤーじゃん?って思った

小四郎さんとの決着がついて、馬に乗って去っていく時、馬の首をポンポン、と叩く手が優しかったなって
でもその後、笑みを浮かべて行く所は、何だかとても怖かった
まるで魂が抜けてしまったような危うさが
尋常ならざるものみたいな

あれだけ斬り合って殴り合ったから、精魂尽きた、ということなのかもしれないけど

優しくて穏やかな人を怒らせるのは、罪深いことなんだよ…

小四郎さんが気の毒でな
あんな役割、しんどくてたまらないだろうに
死んで解放されるかと思ったら、他ならない次郎殿に活かされて、託されてしまうんだもんな
次郎殿、優しいけど容赦ない
さすが坂東武士

乱が終わった後の、パッパとのやりとりすごかったな
実朝さんがとても良い子で、応援したくなるんだけど、この先を知っているだけにもうしんどい(応援はする)
自分の落ち度を認めて、受け止められる人はなかなかいない

最後まで見届けるけど、本当に毎週しんどいよな
鎌倉殿見て次の日仕事とかいうのが、本当に地獄なんですけど先生??
今日休みで本当に良かったよ……
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