酔うとろくな事がない
2011/02/02


逆上せる前に風呂から出た。ていうか出された。
「茹で蛸みたいだぞ」
肌が白いから余計だな、笑いながらぐでぐでになったオレを角都は抱き上げてそのまま寝室へと運んでいく。ちなみにオレがぐでぐでになってるのは風呂ではなく角都との濃厚セックスのせいだ。今だって角都のチンコがケツの間を何とも絶妙な感じですべっていく。それがたまらなかった。あーそのまま入ってきてくんねーかなァ。
「期待しているのか?」
角都が腰を揺らす。あ、先っぽ入っちまうかも、そう思っていたらケツを支えていた角都の手の力がふっと抜けた。首にぶら下がっていただけのオレはそうして重力に逆らうことなく角都のチンコを一気に飲み込んだ。
そしたらその、何というか。オレの中はぬるりとしたもので溢れていた。オレと角都の間に微妙に気まずい空気が流れる。
「………くそ」
本当に、心底悔しそうに角都は呟いた。確かに角都は今までオレより先にイったことはなかったから変なプライドを持っていたんだと思うけど、まさかよりによってこんな形で壊されるとは予想もしていなかったんだろう。
ああ角都かわいいな、なんて思ったりなんかして、オレ達の夜は今日もまた過ぎていく。



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