大人に成り切れない誰かさんが
作った世界はアイスクリームで
出来ている

どうせ独りじゃ生きれないから
二分の一の心臓でいい

装飾の檻で君を殺して、
明日私は孤独に為りたい

手折る花、祈りさえ知らず

飴色に伏す脆弱な生命

僕が欲しいのは君の
生まれ持った聡明さ

甘くて柔いインモラル

神様なんていないから、
泣き言なんて大きらい

空っぽのくせによく吠える狗
なんて放って朽ちるまで私と
踊りましょ

苦いコーヒーはすっかり私に
馴染むのに、いまだ君の居ない
世界は冷たい



沈むお砂糖と私

聞き分けの良い頭はいらないから、
待つことなんて覚えないでね

孤独を創るのは何時だって
目と耳を潰す幸福である

感情と細胞の死滅のイデア

手首にひとつキスをくれたら、
嘘だって其の言葉だけを信じられるよ

だって、愛したら許せなくなる

閉じ込めることは出来ないから
約束は空虚でしかない

とても繊細で嘘吐きな
綺麗な手をした人でした

貴方の笑顔の温度を計る
情けない私を許して

何処まで行こうが僕らは
愚かしい人でしかない



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -