2/3 雨様
雨様へ
このたびはご感想ありがとうございます。
後味の悪いラストでしたか…。たしかにおっしゃるとおりかと思います。生前も死後も傷つけておいてラストもくっつかないなんて…雨様が苦言を申されるのも無理はないです…雨様のようにモヤモヤされたかたもたくさんいらっしゃるかと思います。
漫画18巻。江戸時代後期・滝夜叉姫が"丑の刻の呪いの性質上そのとき最も怨念の強い鬼神を呼び出す"法を行ったのですが、そこに現れたのが鬼灯様なんです。
禁書を書いた丑の刻の神も「今地獄一呪いの強い鬼は本気でヤバい、そして色々大変なのでオススメしない」と言っています。
もし夢主が幼い鬼灯様のそばにずっといて、約束通りともに暮らしたのなら、鬼灯様は地獄一怨念の強い鬼にはならないなと思いました。
物語最後の酒場のシーンでちらっとお話してましたが、夢主を座敷牢に閉じ込めてアレヤコレヤしてやろうと考えていた時期と滝夜叉姫が鬼灯様を呼び出した時期は細かいズレはありますが、だいたい被っていると思っていただきたいです。
…すこしでも雨様のお気持ちが緩和できたら幸いです。
ちょっと反抗的な文になるかもしれませんが…管理人は決して"作品熱が冷めたがために強引な完結をした"わけではございません。ラストは当初考えていたとおりに締めくくれました。…証明するすべはありませんが…。
鬼灯の冷徹大好きです。きっとこれからも。