ぼくは寒い冬のあたたかいクリーム
シチューのような存在になりたい

美しさだけが抽出されたやさしい世
界で今日もあなたは何も知らずに生
きている、その事実にぼくはひどく
安心してひどく恐ろしくなる

idiot/イディオット/白痴

此処は優しくて温かくて、ぼくはい
つまでも抜け出せないんだ

あなたとぼくが違う人間なんだって
はじめから気づいてるよ

ゆっくり吐き出して棄てた言葉

"aishiteru"

もしも泣きたくなったらぼくにキス
をしてね、ぎゅっと抱き締めるから

とろけてしまいそうな幸福を掬いあ
つめる術をぼくはずっと探している


あなたがいなくなるゆめをみた




 
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -