「グレゴリー・ラスプーチン」

1864〜1916年。

ロシアの僧侶。

若い頃から予知能力で知られ、ロシア各地の寺院や 修道院を巡り、奇跡的な病気治療を行ったり、 数々の予言を的中させたりした。

やがて、ロマノフ王家の皇太子の病気を祈祷で治し たことで、皇后アレクサンドラの絶大な信頼を得る。

宮廷で強大な権力を築いたが、このことが貴族 や高官たちの反感を招き、暗殺されてしまう。

このとき食事に青酸カリを盛られたが、すべて食 し、その後額の中央を銃で撃ち抜かれたにもかか わらず、解剖の結果、死因は銃撃のあとで投げ込 まれた川での溺死と断定された。

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