「天狗」
【概要】
日本の民話や伝承に伝わる想像上の妖怪で、顔が赤く、鼻の長く、修験者姿で、一本歯の高下駄を履き、背には翼を持ち、風を起こす葉団扇や錫杖(シャクジョウ)を持つとされる。しかし天狗にも種類があり、この姿のものは大天狗(鼻高天狗)という。鼻の長い天狗を大天狗というのに対して、尖った嘴(クチバシ)を持つ小型の天狗を烏天狗、あるいは小天狗という。
大天狗は愛宕山太郎坊(アタゴヤマタロウボウ)を筆頭に48体存在し、各地の霊山に棲んでいるという。
天狗ははしばしば輝く鳥として描かれ、松明丸、魔縁とも呼ばれた。
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