「コトリバコ」
【大まかな話流れ】
流れを短めに簡潔に書いたものなので詳しい全文が読みたい方はコトリバコで検索して読んでください。
※文中に差別用語があります。
人物
A…スレ主
M…友人1で神社の息子
K…友人1の彼女
S…友人2
4人で飲みに行くためAの家に集合をかけるがSが遅れてくる。
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Sが家の納屋の解体のため掃除をしたら小さなカラクリ箱のようなものを見つけ、持ってくる。
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Mがそれが家が代々お祓いをしなければならない「コトリバコ」だと気づき、遠方にいる父親と電話しながらなんとかお祓いに成功。その日はそのまま解散。
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AはMと会い、コトリバコについての説明を求めるが以下のものしか教えてもらえず。
・Sは○山にある部落出身で、そういったところには呪物の類が多いらしい。
・箱の中にはへその緒や人の指。
・コトリバコは「子取り箱」と書く。
・コトリバコは子どもと子どもの産める女を呪い殺す道具。
Sが隣家のおじさんと納屋の解体についてトラブルになる。おじさん(以下J)は納屋について何か知っている模様。
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SがJにコトリバコについて尋ねると、「近いうちにS家に理由を話しに訪ねる。」と言い残し、帰っていった。
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Sが父に事情を話す。Jを待ったが話に来るそぶりがない。そこにAが電話をしてきたのを皮切りに、S父がJを呼んでくる。
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コトリバコは3家の間で世代ごとに家を移してその家の家主が管理していて、Mの神社には管理簿があり、どこにコトリバコがあるかわかっている。今はJの家にあるはずだったのでM家は不審に思っていた。
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管理簿では、T家⇒Sの家⇒J家の移動が1年以内になっていた。受け継いだSのおじいさんがSの父にコトリバコについて伝える前に亡くなったので、Sの父は知らないまま納屋にしまわれていた。
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Jは呪いが怖かったためT家と相談し、Sの家にはなにも伝えず、供養してもらうまでの年数、Sの家の納屋を監視し、時が来たら盗み出してMの神社に渡そうと考えていた。
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Aはここらでは珍しい名字で、実はコトリバコに多少関係のある名字らしい。
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箱には種類にはいくつか種類がある。
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各家に回して管理する理由は呪いを薄めるため。受け取った家主は女や子どもは近づけずに管理する。Mの家からお札をもらい、箱に貼ってある古い札から貼り変える。
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Jが謝り、Mがみんなに怒らず許してやってくれと頼む。
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ここからMがコトリバコについて知っている情報を話す。
・コトリバコとは「子取り箱」と書き、間引いた子どもの身体を入れたもの。
・作られたのは1860年代後半〜80年代前半頃。
・ここらへんの土地は酷い被差別部落であったため間引きがけっこうあった。
・●●(地域名)の管轄で●●からの被害が酷かった。
・近くの島(隠岐の島)で反乱があり、反乱を起こした一人が部落に逃れてきた。
・その人間がAの先祖(以下AA)。
部落民はAAを殺そうとしたが命を助けてくれたら武器をやる。と言った。それがコトリバコである。
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作り方を教えるが最初に作る箱は譲ってくれ。飲めるなら教えると言い、それを了承する。(作り方は詳細ページにて説明)
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箱には間引いた子どもの身体の一部をいれて、閉じ込めた子供の数、歳の数で箱の名前が変わる。一人でイッポウ、二人でニホウ、三人でサンポウ、四人でシッポウ、五人でゴホウ、六人でロッポウ、七人でチッポウ。それぞれに違った目印を入れる。
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それ以上の人数は絶対にダメ。だがAAが受け取る最初の箱は八人で作る(ハッカイ)。
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それとは別に女一人と子ども一人をくれと頼む。
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ハッカイは最初以外絶対に作ってはならない。
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間引く子どもを決めてハッカイを作る。
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箱を作るものとは別の要望にあった女一人と子ども一人をハッカイで呪い殺し、効果を示す。
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ハッカイを作るために間引いた子どもの名前はA達は聞いたことがあり全員知っている。
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そこから住民はいくつかコトリバコを作り●●の庄屋に上納し、女子どもを殺す。
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今後一切部落に関わらないことを●●のお偉方に伝え、それらを守らなければ、また呪いをかけると言い条件を飲ませる。
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それらが終わった後も大人達は箱を作り続ける。
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AAは箱の管理の仕方を教え、去る。手に負えなくなれば、必ず○を祭る神社に処理を頼むことなど。
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13年間作り続け、16個の箱ができた。
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13年目に事件が起きる。全ての箱は一箇所に保管されていて、一人の男の子が箱を持ち出し、家に持って帰り、その子を含め家中の子どもと女が死んだ。
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箱の恐ろしさに気づいた住民はMの先祖の神社に行き処理を頼む。
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箱の力が強すぎるため、力の薄め方を提案。
・箱の強さにより、100年、140年と何世代も各班で管理し、決められた年数を経過したものだけ神社に持ち込むこと。
・管理者が交代すれば必ず報告すること。
・班内の者同士以外が箱の話をするのをタブーとした。
Mが最初に祓ったのはまだ規定の年数まで達していなかったがなんとかできたらしい。
大まかな話の流れは以上です。
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