「コックリさん」

【詳細】

日本では通常、狐の霊を呼び出す行為(降霊術)と信じられており、そのため狐狗狸さんといわれる。絶対に一人でやってはいけない、と書かれてるものが多いが、本来は一人でやるものと書かれてるものもありまちまちである。

他の呼び方にエンジェルさん、キューピットさん(十円玉じゃなく鉛筆を使う。)、星の王子様、ホワイトさんがある。

机の上に「はい、いいえ、鳥居、男、女、五十音表」を記入した紙を置き、その紙の上に硬貨(主に十円硬貨)を置いて参加者全員の人差し指を添えていく。全員が力を抜いて「コックリさん、コックリさん、おいでください。」と呼びかけると硬貨が動く。

初心者(霊能関係未経験者)がコックリさんをしても、成功しないという説もある。参加者全員が経験者であれば、成功する確率は高い。






【由来】

起源は明確ではないが、レオナルド・ダ・ヴィンチが自著において「テーブル・ターニング」と同種の現象に言及しているので、15世紀のヨーロッパでは既に行われていたとも推測される。

1848年にアメリカ合衆国ニューヨーク州北端の村、ハイズビルの一軒家に引っ越してきたフォックス姉妹。しかしこの家はラップ音が鳴る幽霊屋敷であった。
姉妹はテーブル・ターニングのような降霊術で霊と交信し、地下室から人骨を見つけ出す。この事件をきっかけに日本に伝わり、コックリさんに発展したと言われている。





【解釈】

・霊が原因説
・潜在意識説
・筋肉疲労説
・参加者の誰かが意識的に動かしている説





【その他】

1853年にはプロイセン(ドイツ)の数学者、カール・フリードリヒ・ガウスやイギリスの科学者、マイケル・ファラデーが実験的検討を試みた。





【関連項目】

ウィジャ盤
交信者(コミュケーター)
交霊会(シッティング・セアンス)
自動書記
テーブル・ターニング
プランシェット
ラップ音


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