「件(クダン)」

【詳細】

幕末頃に最も広まった伝承では、牛から生まれ、人間の言葉を話すとされている。生まれて数日で死ぬが、その間に作物の豊凶や流行病、旱魃、戦争など重大なことに関して様々な予言をし、それは間違いなく起こる、とされている。また件の絵姿は厄除招福の護符になると言う。

別の伝承では、必ず当たる予言をするが予言してたちどころに死ぬ、とする話もある。また歴史に残る大凶事の前兆として生まれ、数々の予言をし、凶事が終われば死ぬ、とする説もある。また、雄の件の予言は必ず当たるが、雌の件がその予言の回避方法を教えてくれるなどの異説もある。

中国地方のある場所では、件は人間と動物の合いの子みたいな人面獣身の化け物。山に入った女性に悪さをすると伝えられる。襲われた女性は、また別の件を産むという。





【その他】

「新耳袋」の著者である木原浩勝氏が件の剥製を所持している

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