長崎のホテル
i-mobile
108 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/25 21:02
長崎にあるホテルの話。
実在するので名前は伏せておきます。
ある福岡にすむ男友達5人がバイクで長崎まで旅行に行った。
日帰りで帰るつもりだったのが、帰りが遅くなったので
一泊しようということになり、その長崎●●ホテルに泊まった。
シングル5部屋をそれぞれ借りたのだが、Aくんは601号であった。

Aくんが夜寝ていると窓が開いていてカーテンがバサバサとゆれている。
耳障りだったので窓を閉め、また眠りについた。
しばらくするとまたバサバサと音がする。
閉めたはずなのに、寝ぼけてたのかなと思い、また窓を閉めた。
するとまたカーテンがバサバサとなり、窓が開いている。
気味が悪くなったAくんは一緒のホテルに泊まっている友達に電話をした。
しかし友達は笑ってとりあってもらえない。
「いわくつきのホテルには、壁にかかっている絵の裏にお札が貼ってあるらしいぜ〜」
Aくんはベットの頭元にかかっている絵を恐る恐る裏返したが
そこには何もなかった。



110 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/25 21:02
その夜Aくんは部屋の電気をすべてつけ、バサバサという音に悩まされながら
一夜を過ごした。

次の朝、友達4人を部屋に呼んで昨夜の不可解な出来事を話し、
みんなで部屋を調べはじめた。
そこで友達4人はAくんの話が嘘ではないことを知った。
確かに絵の裏には何もなかった。だが、
ベッドの下、一人用のソファーの下、見えない場所のいたるところに
お札がベタベタベタベタベタベタベタベタと貼ってあったのだ。
40枚弱はあったとのこと。
5人はそのまま転げるようにホテルを出、福岡に戻った。
ホテルの人には何もいわなかったから601号はそのままだろう、
行ってみたら怖い経験ができるはずだと彼は話すが、
その部屋に一人で泊まる勇気は私にはない。
i-mobile

他の怖い話 怖い話Top
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -