◎藤堂が教師で沖田が生徒

「えーと、期末の保体のテストは公害について出すからなー」
「はーいせんせー質問〜」
「………んだよ総司」
「そんなあからさまに嫌そうな顔されると傷付くじゃないですか」
「そーかそーかそのにやり顔は傷付いた人間の表情なんだな覚えとくわ
で、質問ってなんだよ」
「性についての範囲はどうなったんですかー?」
「ぶふっ!」
「うっわ汚っ、」
「お、ま!中学生みたいなこと言うなよ!!」
「だったら大人らしいこと言ってみてくださいよ」
「大人らしいって…
つーかその範囲は一学期やったろうが!」
「なーんか中途半端なとこで終わった記憶しかないんですけど」
「そ、れは……、
そう!時間!時間が足りなかったんだあはははは」
「え、ダメじゃね?」
「うるせぇ!あ、いやごめんなさい!」
「どっち」
「どっちも」
「だいたい説明する時にいちいち照れてんのが面倒臭いっていうか、
『きゃっ先生照れてるかっわいい〜』
なーんて言いませんから」
「裏声きもっ!」
「それ言っちゃいますか
なんであんな体内の図や映像なんかに動揺してんですか」
「どどど動揺してねえし!」
「中学生かよ」
「オイなんつった今!」
「先生童貞?」
「そんなこと言ってなかったよね今!」
「いやなんか気になって」
「んなこと気にする前にテスト気にしてくれ」
「満点取ったら奢らせてあげてもいいですよ」
「上から目線だなオイ」
「右斜め上ってとこ」
「なるほど、さっぱりわからん」
「で、公害って?」
「お前もう帰れ」


20101206
平助ティーチャーは説明がど下手そう
S司が言ったようなとことか
恥ずかしいんだよね、わかるわかる

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