甘木 蜜
◆陣営:Evil
◆名前:甘木 蜜 (あまぎ みつ)
◆性別:女
◆年齢:25
◆身長:167cm
◆ステータス
【HP/2、攻撃/9、魔適/4、耐久/4、魔耐/2、敏捷/5】
◆装着スキル / SP : 300
◆
個人ページ
毛先にいくにつれて蜂蜜色から薄桃色に移り変わる艶やかな髪に、
淡く灰色がかった青の瞳を持つ。染めている為、気分で髪の色は変えているようだ。
服や化粧、バッグや小物といった自身を飾り立てるものを特に好んでいる。
抜群のプロポーションと洗練された所作は、何処か育ちの良さを感じるかもしれない。
相手に合わせた振る舞いをすることが出来るが、基本は気ままでマイペース。
護身術などの備えもあるようで、対人であれば動揺も少ないことだろう。
……自身の良さを余さず知っていても、
自信満々に出来るというわけでも、無さそうだが。
正直訳の分からない異世界に居るという状況に戸惑いしかない。
帰れるものなら直ぐにでも帰りたいことだろう。
隣人にも無事挨拶を終えて、顔見知りも増えた。
この中で一体何人が、最後まで残るのだろうか。
手持ちのものも殆ど何もないままだったが、
最近可愛らしい化粧品をシリーズ一式揃える事が出来て上機嫌だ。
次は……服も、探してみようか。
少しずつ、断片的にだが記憶を思い出している。
なんだか、他人の人生を俯瞰的に眺めているような気分で、居心地が悪いけれど。
最近は、鏡を見ると、複雑な気持ちを抱く。
◆返還記憶-----
一枚、一枚、手放していく。
これまでの私に、これからの"私"自らの手でさよならを告げていく。
とある日の思い出を留めた写真も、
私が生きてきた記録としての書類も、
長年綴ってきた日記も、友人から貰った手紙も、
全て、火が容赦なく黒く灰にしていく。
涙のひとつすらも出てくれたらよかったのに、
どうしてか、私は何処かで早々に諦めてしまっていたのだ。
…さようなら、
赤く燃えて直ぐに、"私"は、私の顔も忘れてしまった。