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In the sea
0.はじめに
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陣営:制限なし
推奨人数:1人
推奨スキル:注視、聞き耳
時間:1時間程度
GMボーナス:ステータス3pt or SP30
PL報酬:ステータス3pt or SP30、記憶の一部分、アイテム
ダンジョン「In the sea」専用のシナリオです。
※シナリオに書かれていない情報については、GMの裁量にお任せいたします。
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1.シナリオクリア条件
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魚と出会い、自身の「求めたもの」or「置いてきたもの」について思い出す。
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2.用語やアイテム、人物、舞台
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「In the sea」
海の底にある不思議な場所。不思議と息もできるししゃべることだってできる。
海底を歩いていくことだって可能だろう。
時が来れば、自然と元ある場所に帰り着く。
「魚たち」
魚である彼らは陸に憧れている。
が、互いに「陸への夢を求めるもの」と「陸への夢を置いてきたもの」であり、仲はいいものの理解はしあえてないようだ。
PC達に向かって語りかけるが、それはこの海の中が見せたちょっとした幻想のようなもの。
たまたま魚達の意思がわかるようになったにすぎないだろう。
だけれども魚達がソレについて知りたいと思っているのは本当のことだ。
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3.シナリオの流れ把握(GM情報)
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魚についていく、またはついていかずに道の先へ行き。
どちらかの魚からの問いかけに答えること。
魚の声はドーム内でのみ聞こえます。
それに答えさえすれば帰れます。
両魚共、ある程度色々な話はしてくれますが魚か、と問われない限りは自分から魚だと名乗りません。
ただし、自身が魚であるということは言葉の端々に出るでしょう。
(陸へ出れない、等)
また声をかけられた時、声の正体を見破ったPCには特殊報酬を追加してあげてください。
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4.導入
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ゆらり、揺蕩う。
こぽり、酸素は水上へ。
どろり、体が溶けて。
ぱちり、目が覚める。
君は、水底に立っている。
辺りはほの暗く、陽の光は遥か頭上。
……君の零した酸素を魚が啄く。
くるり、くるり。
君の頭上を周り、やがて君の傍にやって来るだろう。
◎skill情報--------
「注視/幻視」→(周囲)
薄暗くてよく見えない。
君の酸素を啄いた魚はほのかに発光しているようだ。
「聞き耳」→(周囲)
こぽり、ぱちり、君からこぼれた酸素が浮かんでいく音と割れる音が微かに聞こえる程度だ。
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5.お出迎え
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しばらくすれば君の傍にいた魚が、君の周囲をくるくると回っては先に行く
少し離れたところで、ちかり、ちかりと発光しているのが分かる。
どうやら呼んでいるようだ。
しかし、背後側からも、なにかの気配を感じる。
※ついていくか ついていかないか PCに決めさせてあげてください
ついていく→Aルート
ついていかない→Bルート
を参照してください。
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6.Aルート
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ゆっくりと周りに明かりが灯っていく。
どうやらそれは珊瑚のようで、光る珊瑚が君を導くように光の道を作っていく。
やがて、光る珊瑚達はトンネル状になっていき…
最終地点はドームのようになっているだろう。
※ここで珊瑚を入手したいと言われれば
許可しても大丈夫です。
報酬に
「光珊瑚」
を追加してあげてください。
君と一緒にいた魚はいつの間にかドームの中央をくるり、くるりと泳いでいる。
魚はくるり、くるり、と回り、回って。
やがて声が聞こえる。
声は君に問いかける
「君が求めてきたものはなんだい?」
「ねぇ。僕に教えてくれないかい?」
「僕はここから出られないから、君が追いかけてしまうほどのものが知りたいんだ」
「ねぇ、教えておくれよ」
声を聞けば自然と君の中に「求めたもの」の記憶(もの、物、者、求めたものであればなんでもいい)の記憶が戻ってくるでしょう。
それについてRPしてもらえば「ED」へ
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7.Bルート
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あたりは薄暗いが、歩いていくことはできるだろう。
君はゆっくりと、薄暗闇の中を歩いていく。
やがて微かに光る石が埋め込まれたトンネルに君は迷い込んでいく。
進んでいけば最終地点はドームのようになっており、その真ん中に一匹の大きな魚が眠っているのが見えるだろう。
※ここで光る石を入手したいと言われれば
許可しても大丈夫です。
報酬に
「海光石」
を追加してあげてください。
眠っていた魚は目を覚まし、君をちらりと見たかと思えば…
やがて、声が聞こえる
声は君に問いかける
「お前が置いてきたものはなんだ?」
「俺に教えちゃくれねぇか?」
「俺はここから出れやしない」
「暇つぶしのひとつに付き合うと思って、なぁ教えてくれよ?」
声を聞けば自然と君の中に「置いてきたもの」の記憶(もの、物、者置いてきたものであればなんでもいい)の記憶が戻ってくるでしょう。
それについてRPしてもらえば「ED」へ
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8.ED
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「ありがとう」
君がその問いかけに答えると声は満足したように どこか微笑んだような気配を感じさせる。
こぽり、こぽり。
ドーム状の空間の中、よくみれば小さな穴があいているのが見える。
人ひとりくらいなら、そこから出れそうだ…。
そう思っていると、ふわりと君の体が浮かんでいく。
魚はそれを見送るように見つめては、通ってきたトンネルを抜けどこかへ去っていく。
君の体が、ふわり、引き上げられるようにゆっくりと浮かんでいく。
それとは反対に意識は海の底へ置いていくかのように眠たくなっていく…。
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目が覚める。
君のそばで、ぱちんと空気の弾けたような音がした気がした。
体からはどこか海の香りがするような…。
君は……記憶がひとつ増えているのに気づく。
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9.クリア後
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▽ステータス+3pt or スキルポイント+30pt
▼記憶
Aルート:「求めたもの」の記憶(もの、物、者、求めたものであればなんでもいい)の記憶
Bルート:「置いてきたもの」の記憶(もの、物、者置いてきたものであればなんでもいい)の記憶
▼アイテム報酬
道中入手
「光珊瑚」
「光海石」
声の主を見破ったRPボーナス(声の主が魚だと理解するRP,等)
Aルート:
「求めたがりの僕」
Bルート:
「置いてけぼりの俺」
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