ユーノ・アフェゼリア
◆陣営:Justice
◆名前:ユーノ・アフェゼリア
◆性別:男
◆年齢:24
◆身長:160cm
◆ステータス
【HP/5、攻撃/10、魔適/10(+20)、耐久/3、魔耐/9、敏捷/4(+3)】
◆装着スキル / SP : 300(+150)
◆
個人ページ
赤みがかった黒檀色の短い髪に、柔らかな石竹色の瞳。
低い身長や華奢な体格も相まって一見女性や子供と見間違う程、愛らしい童顔。
褐色の肌は生まれつきのようで、指摘すると少々嫌な顔をするかもしれない。
長く足裾まである魔術師然としたコートを見に纏い、隙無く着込んでいる。
子供のように表情が変わり、中でも良く笑う印象が強いひとだ。
性格は酷く人懐こく、優しさに飢えているような素振りを多く見せる。
人を良く見て言葉を選ぶ、賢さもあるだろう。
合理的な思考をするのか、物事に感情を一切差し込まない癖がある。
常に、「利」が全てなのだと。
×の為に、僕は何が出来るのだろうか。
見知らぬ場所、見知らぬ人。
分からない状況にやはり困惑が隠せない。
記憶を取り戻す事に躍起になっていることだろう。
ああ、……どうしても、落ち着かないや。
◆返還記憶-----
其れは、髪が頭皮ごと毟り取られ痛々しい頭皮を晒していた。
無理やり抉られたのか、片方の瞳が無くなった眼窩は無残な傷を見せていた。
手の小指は両方共に無くなっている。もう、誰とも切れる指では無い。
流す元も無いのに。少女は、空洞からボロボロと大粒の涙を零し。
瞳が無くとも、涙は出るんだ、と少し他人事のように思ったのを覚えている。
あんなに会いたがっていた両親も、彼女の様を怖がって近づく事すら出来ていない。
抱きしめてやればいいものを。"いつも"みたいにさ。
狂ったように喚き近づくもの全てに怯え、
泣くばかりの狂人を前にため息をついて、かつての淑女の前に片膝をついた。
「……もう、之は貴族の女としては使い物にならないな」
「こんな事になってしまって残念だよ。本当に、余計なことをしてくれた」
戯れにそっと彼女を抱きしめてやれば。
途端に立てられた爪で、何時かは消える傷がつけられた。