眠木 ひつじ
◆陣営:Evil
◆名前:眠木 ひつじ (ねむりぎ -)
◆性別:女
◆年齢:16
◆身長:159cm
◆ステータス
【HP/10(+5)、攻撃/8、魔適/1、耐久/9、魔耐/3、敏捷/9】
◆装着スキル / SP : 300(+50)
◆
個人ページ
終始気だるく眠そうな様子/口調の少女。
顔は幼さを残したままだが、やけに"色"を感じるだろう。
感情表現が極端で、泣いたり怒ったりを
あまりせず気に入らないものには黙る事が多い。
何を考えているのか分からない表情が常、微笑まれれば上々だ。
見目や雰囲気の大人しさからはうってかわって、
中身は相当強気で負けず嫌い、行動力がある性格のようだ。
彼女にとって放れない物事には必ず意思を持って反発する、
口だけだとしても、彼女はプライドを譲らない。
また、相手に物事を正しく伝えたり、自身が知っている事をそのまま伝授したり、
"教える"事がやけに上手い。…気が向いた時だけね。
比較的傷跡が残りやすい体質のようだ。
記憶を無くしたことには不思議に思っている。
何だか実感のない、ふわふわした気持ちだ。
記憶喪失なんて、此れは本当に自分が体験していることなのだろうか?
◆返還記憶-----
ゴミの中に埋もれて息絶えた薬中共が見つかったあと、
同じようにゴミに塗れて死ぬ寸前だったぼくは、ようやく安全な場所へと保護された。
其処では身体は綺麗にすることが出来るし、おなかいっぱい食べることが出来た。
きっと、しあわせとはこういう事を言うんだろう。
…けれど、いつかこの天国のような場所から追い出されたあと、ぼくは生きていくことが出来るのだろうか。
ばかで、のろまで、ぐずで、へたくそ。学も無い、当たり前のように生きるなんて、到底無理だろう。
話にも聞いた事が無い親類がもし何処かに居たとしても、引き取る筈がないほどの曰くつき。
希望など何処にもない。ああ、こんななら、はやく、×××しまいたい。
ぼんやりと過ぎていった月日、ある時、薬中共の借金元であった相手がぼくを尋ねてきた。
いくつかの条件と引き換えに、ぼくを養子に迎えたいのだという。
どうして?と尋ねれば、哀れだと、答える。
彼の其の眼に。こどもである僕は、無性に、腹が立った。
……結局は。
其の差し出された手を、ぼくは、自分の意思で選び、握り取ったのだけど。
今に見ていろと。牙が無いぼくでも、いつか噛みついてやるんだ。