クルィク

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◆陣営 : Evil
◆名前 : クルィク　(Kruiek)
◆性別 : 男
◆年齢 : 11歳
◆身長 : 142cm
◆ステータス
【HP/3、攻撃/9、魔適/8(+3)、耐久/9、魔耐/2、敏捷/10】
◆装着スキル / SP : 300

◆個人ページ

柔らかで淡く灰色がかった金髪は、
耳を覆う程度の長さで、ふんわりとした癖毛をしている。
くりっとした丸い輪郭の目、瞳は三白眼であり、
その色は滲んでいくような深い紫色だ。
顔立ちは幼さが目立つ可愛らしいものだが、
どこか子猫のような悪戯っぽさを感じるだろう。

ぼうっとしたような表情で、口数もそう多くはなく、
一見大人しい子供のように思えるが、
その内は未知への好奇心にあふれており、
子供らしい悪戯心を覗かせては、したたかに笑って見せたりする。
儚い夢を見ること、此処に無い幻想を追うことを好み、
"それ"と出会う瞬間を、彼はいつもいつも待ち望んでいる。

そう、……現実は何時も退屈だ。
奇妙で歪なもの、哀しく美しいものを愛する彼の安らぎは、
灰色の空の落とす雫の音を聴きながらする、思い描く世界への逃避行。
窓際で憂鬱を抱く彼のすがたは、さながら"雨の日の小さな王子"だ。

「秘密のひもは結びあい、魔法の鍵に姿を変える。
　ほどけることは、けしてない……、
　ねぇ、そんなゆめを。僕と、みていようよ」

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記憶を失っていることへ、寂しさを覚えることもあるが、
その空白に思いを馳せる好奇心の方が勝っているようだ。
僕はどんな日々を過ごして、どんな夢をみていたのだろう。
欲しいものは事実じゃないよ。
こうして惑う時間が、僕にとっての楽しみなんだ。