鹿目 青砥
◆陣営 : Justice
◆名前 : 鹿目 青砥 (かもく あおと)
◆性別:女
◆年齢 : 35
◆身長 : 176cm
◆体重 : けっこう痩せてる
◆血液型 : B型
◆ステータス
【HP/8、攻撃/1、魔適/8(+2)、耐久/8、魔耐/8、敏捷/10(+3)】
◆装着スキル / SP : 300(+50)
◆
個人ページ
「鹿目青砥だ。 好きに呼んでくれて構わない」
「……あ? 今なんつった?」
癖っ毛気味の金の髪は、染色のせいだろうか少し痛んでいるのが見て取れる。
長く伸ばした前髪の下、気怠く、やる気のなさそうな目元にはクマが浮かぶ。
黒い瞳を隠す様な大きいメガネをかけ、鼻周りにはそばかす。
言葉遣いは基本的には丁寧なのだが、不意に乱暴なものになることも。
こうした要素に相まって、痩せ身、高身長といった補正も加わり女性として見られることはほぼないだろう。
かなりの確率で男性と勘違いされ、本人はそれを訂正しない。
洒落っ気はなさそうだが見目を気遣っていない訳ではないようで、身にまとった衣服は清潔そのもの。
汚れ一つない白衣に、露出の少ないタートルネックのニットを着込んでいる。
手荷物の革鞄の中には医療器具や消毒液、いくつかの薬が見受けられる。
どうやら医療関係者のようで、本人に問えば「医者だ」と答えるだろう。
得意分野は外科だが、少々なら他分野もこなせるようだ。
態度ではどんなにやる気がなさそうでも、ケガ人を放っておくことはない。
記憶がないことに不安はある。
しかし、記憶がなくとも自分にできることがあるだろう、と。
どんなことがあろうとも、自身が自身であることにを疑わず、心のまま素直に行動する。
そうでなくてはならないのだ、とまるで魂に刻み込んでいるような。
ただ信念だけを灯したその宵闇の色をした瞳はまっすぐと、前だけを見つめている。
◆返還記憶---
「親からもらった名前を捨てるだ?」
「親不孝にもほどがあるぞ、えぇ」
恨み言を連ねながら、その顔はどこまでも愉快そうなのだから手に負えない。
「その覚悟と潔さに免じて、お前の願い確かに叶えてやるよ」
「しかし、二度はない」
「今後、俺とお前は親子じゃあなくなるんだからな」
すべての"真"を捨てでも、それでも私が"私らしくある為に"選んだ道だ。
絶対後悔などしない。
この与えられた最後のチャンスを無駄にせぬように。
大好きな父親に報いるためにも。
「しっかし……ほんとに強情なやつだなぁ」
誰に似たんだか、と零して首をかしげるものだから、笑いながら言ってやった。
『間違いなくアンタにだよ』と。