夜闇の魔女

◆Image◆

◆陣営 : Evil
◆名前 : 夜闇の魔女
◆性別 : 女
◆年齢 : 不明　
◆身長 : 167cm
◆体重 : 不明
◆ステータス
【HP/8、攻撃/6、魔適/8(+5)、耐久/8、魔耐/9、敏捷/10】
◆装着スキル / SP : 300

◆個人ページ

膝ほどまで伸びる艶やかな長い黒髪、月のないそれのように深い夜の闇を抱いた瞳。
首元を覆う群がる雌蜘蛛を模したレース、裾の長いドレスを纏うその姿、
まさしく彼女はお伽噺のなかの"魔女"のようだ。

垂れ気味の目元をゆるやかに細め微笑む表情、
子供に読み聞かせるように柔らかく語る声を聞けば、
淑やかでおっとりとした女性、という印象を受けるだろう。

しかし彼女の瞳の奥、ひかりのないそれをひとたび覗けば、
そこには途方もなく深く、がらんどうの、"在るはずのものの無い"闇が揺蕩う。
ほんのわずかでも恐怖を抱いてしまえば、貴方はもう彼女の"夜"に囚われたも同然だ。
無邪気に小鳥の羽を毟り手遊ぶ彼女は、残酷で、けれどぞっとするように美しい。
愛し子を檻へかこい愛を囁くことを、罪だと識るのは、……いつの日だろうか。

「どうしてかしら、羨ましいことばかりよ。
　貴方を捕まえて、羽を落として、鳥籠へ閉じ込めてしまいたいの。
　さえずる貴方を見て、わたし、きっとしあわせよ。
　だって、貴方は何処へも行けないのだから」

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記憶を失くしていることについて、
戸惑いや怖れを抱く心を彼女は持っていない。
がらんどうの心は何も感じない。そうしているように見えても、
それはいっときの戯れのような"まねごと"に過ぎない。
冷たい夜の闇を抱いて微笑みながら、彼女は待っている。
"心無いわたし"──、此処へ誰か、
同じ場所へ堕ちてくれることを、その絶望を。