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とある神在月の一日
0.はじめに
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陣営:制限なし
推奨人数:1〜2
推奨スキル:制作_絵、制作_工作、制作_料理、技術_アイドル、技術_操縦、技術_釣り
(いずれかから3つ)上限は80です
(SPが400以下の場合は推奨スキルに限り半分のSPで取得して構いません)
準推奨スキル:支援(2人で来る場合)
時間:3時間程度
非推奨スキル:攻撃系スキル
GMボーナス:ステータス+5pt or スキルポイント+50pt
PL報酬:ステータス+3pt or スキルポイント+30pt
ダンジョン「神在月の社」専用のシナリオです。
持ち込み可能アイテムは出目補正系、振りなおし、支援系アイテムに限り3つまでです。
その他の効果アイテムやフレーバーアイテムに関しては自由に持ち込んで構いません。
武器類の持ち込みは禁じていませんが非推奨ではあります。
※シナリオに書かれていない情報については、GMの裁量にお任せいたします。
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1.シナリオクリア条件
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お手伝いを"3つ"行うこと。
すると宴の時間になり、しばらく参加すればたとえ途中で眠ってしまったとしても銀杏が帰してくれるでしょう。
宴中であれば頼めば早めに帰してもらうことも可能です。
※2人できている場合
スキルが噛み合わない等があった場合各3つでも構いません
ただし3つ以上お手伝いをさせないようにしてください。
(1人手助けがあれば十分だとNPCに言わせる等)
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2.用語やアイテム、人物、舞台
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ここについて
いわゆる10月、神無月の出雲大社だ。
神在月とこちらでは呼び、その名のとおりたくさんの神様が集まり会議をしている最中のようだ。
ここに集まっているものは皆それなりの力を持っているせいか基本一目で種族がわかるようだがあまり種族がどうだときにしていないものの方が多いようだ。
迷い子
NPC達はあなたのことを種族問わず”迷い子”と呼ぶ。
神様がたくさん集まればそれだけ神通力なんかもごちゃごちゃに集う、なにかの一人や二人迷い込んだって不思議なことではないようだ。
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3.NPC情報
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「銀杏」
丁度探索者が迷い込んだ日に会議を取り仕切っていたお狐様の一人。少し古風な口調が混じった喋り方をする、性別は日によって違うようだが気分次第なのだろう。
狐耳や尻尾はあえて仕舞っていないようだ。
立派な金毛の毛並みをしている。
「その他神様達」
銀杏以外にも会議に参加している神様はたくさんいる。
それらにも勿論個性はあり、迷い込んでくるモノを疎ましく思うものもいれば、好ましく思うもの、人を好むもの、人を好まないもの、それぞれ沢山いるだろう。
しかし銀杏の言葉でとりあえずその場は我慢してくれるようだ。
また宴が始まってしまえばそれも今日だけだと思いどうでもよくなってくれる。
ので種族の心配はとくにしなくてよさそうだ。
「その他ここに居るモノ」
現在ここには妖怪やらお付きのモノやら、様々な種族のモノが入り乱れている。
が、それらもこうして迷い子が来ることには慣れているようだ。
あまり驚くこともなく話しかけてくれる。
また忙しい時期でもあるので、むしろ手伝ってくれと願ってくるモノも沢山いるかもしれない。
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4.シナリオの流れ把握(GM情報)
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基本的にここにいるモノ達は探索者に対して友好的です。
人であろうとなかろうと問題はなく、それこそ神様とて迷い子として来たのなら他と同じように扱われるでしょう。
少なくともこの世界の神様ではないので仕方ないのかもしれませんね。
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NPC情報に"その他"とあるように
このシナリオではNPCは全て名無しであり性別も見た目も詳しく決めていません。
どういう経緯でここにいるのかという「設定」だけは各登場箇所で書いてありますが、
NPCを動かす際は見た目も性別も自由にしてくれて大丈夫です。
勿論「銀杏」以外の神様も同様に、
自由に足したり減らしたりガヤをしてくれて問題ありません。
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5.導入
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夜、睡眠に入る為か、はたまた別の理由の為か
君は一度瞳を閉じる
静かに君の意識が落ちていく
シャラン…シャラン…鈴の音が聞こえた気がした
………
……
…
目が覚めると、
いつの間にか君は見知らぬ場所に寝転がっていた。
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6.会議の間にて宴の誘いと手伝いと
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君を見つめる瞳、瞳、瞳。
それは人の姿をした者から、それ以外の姿をした者まで様々だ。
皆きょとんとした顔を浮かべていたり、疑問を浮かべていたり。
何かを邪魔されたと感じている者も少なからずいるようだ。
君が辺りを確認していればその中の一人が声をかけてくる。
長く伸びた金髪とぴょこんと生えた狐耳。
ふわふわといくつも生えた尻尾を揺らしながらソレはからからと笑っている。
「ほう、迷い子か?それともどこかから落ちて来たか飛ばされて来たか…まぁそれはどうでもいいじゃろう」
「うん?今月は会議の月じゃての。こうして集っては話しておるのじゃよ」
「ははは、わしは狐じゃとて只その姿をとっておるだけじゃ」
「そうじゃの。手伝いをしてくれるなら宴に参加してもいいじゃろう」
「なんせ日本中の神様が集まっておるのじゃ、宴も大層豪華だての」くくく
探索者の背後にあるふすまから、別の場所へ行けそうだ。
◎skill情報--------
「注視/幻視」→(周囲)
周囲には人の姿をしたものから人以外の姿をしたものがいる。
最初は驚いたように探索者を見ていたが、また元の話題に戻っているようだ。
どうやら慣れているようだ。
人だろうと人でなかろうと彼らにとっては些細なことなようだ。
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7.おてつだいのたび
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部屋を出れば広い廊下が十字に広がる。
いくつも部屋があり、迷いそうだが
いつの間にか君の傍らにはちいさな鳥型の式神がいて案内をしてくれるだろう。
鳥型の式神は地図を咥えていて、どこを見て回れそうかもこれでわかりそうだ。
基本は5回判定をして3回成功すればクリアです。通常報酬を得られるでしょう
出目10以下で1度でも成功した場合のみ特別報酬を選択できる権利を得ます。
ただし、特別報酬はいずれか1つしか選択できません。
また特別報酬と通常報酬の両方を取得することはできません。
ここのいずれもで特別報酬を選択しなかった場合最後の報酬を選択式に変化させれます。
※1人で来ている場合
式神が判定5つのうち1つだけ「支援」を行ってくれます。
成功数が2の時に頼んでみると助けてくれるかもしれません。
※2人で来ている場合
5回判定のうちの1つに対してのみ「支援」を行えます。(成功数が2回なら支援で通常報酬を得られる可能性があります)
また、必要スキルを持っているPCしか手伝いはできませんが、その代わり必要スキルを持っていないPCは支援を2回行えます。
※
支援回数増加などのアイテムを持ってきている場合、一つの手伝いにたいして行える支援回数を増やしてあげてください(支援回数+1を使用した場合判定2つ分にたいして使用できる等
-
特別報酬を得られるチャンスが出来た場合
とりあえず通常報酬を受け取った後、一度だけそれを特別報酬と交換をすることができます。
(ただし同じ場所の物同士であること)
一度特別報酬を選択してしまえばほかの場所では特別報酬を選択することができません。
また通常報酬と特別報酬の交換は宴が始まってしまえば交換不可となってしまうので
交換が一度だけ可能なことを教えつつ宴前までに済ませるようにと注意くらいはしてあげてください。
手伝い先NPC:設定はありますが見た目はご自由に 性別や口調も決まりはないです。
室内様子:一例だけ置いておくので参考のほどに
行けるところはお手伝い一覧から必要技能ごとコピペして提示してあげてください
【倉庫(制作_絵)】
設定:ここに住み込み巻物、ようは毎回の会議の記録を保存していたりする役目をもらった人ならざるものの一人
たまにドジを踏むようで他の神からは またか と顔をされつつも速記力や記録に関してはずば抜けているので
ここで雇われているようだ。
【室内様子一例】
部屋の中で頭を抱えていた…かと思えばバッと顔をあげてすごい速度で筆を走らせている。
…のだけれど、慌てすぎて墨を落としてしまったのかまた頭を抱えている。
[手伝い]
会議を記録している巻物のいくつかに飲み物をこぼしてしまい絵や文字を滲ませてダメにしてしまったようだ。
速記でざっくりと別の紙に書いた物を手渡すので巻物を修復するのを手伝って欲しいとのこと。
文字だけでもいいのでなんとか手伝ってくれるととても助かるそうだ。
どうする?
通常報酬:
「速記の絵筆」
特別報酬:
「記録の巻物」
【倉庫(制作_工作)】
設定:ここに住みついている神様…ではなく妖怪。
手先が器用で何かを修理するのが生きがい。
壊れたものがまた元の姿に、或いはまた使える姿に戻っていく様を見ていくのが好きなのだという。
悪い妖怪ではないのでここに住まわせてもらっている。
【室内様子一例】
部屋の中にはいくつかのお膳が置かれているが、そのどれもが壊れている。
というよりは壊れたものを集めて修理している最中なのだろう。
誰かがそれをなおしている光景が見える。
[手伝い]
宴会で使うお膳のいくつかが壊れてしまったようだ。
確認すれば足が折れているものがあったり欠けてしまっているものがあるのがわかるだろう。
材料や修繕道具はあるので直すのを手伝ってくれないかとのことだ。
もちろんお礼だってしてくれるだろう。
通常報酬:
「とある妖怪の修理道具」
特別報酬:
「不思議な修繕道具一式」
【厨(制作_料理)】
設定:厨房係を任された会議参加中の神様のお付達。
位の低い狐や神にお供する人ならざるもの、またここに住み込んでいるものもいるとかなんとか
大体3〜4人程度ここにいるようですがGM次第で数をいくらか増減しても構いません。
【室内様子一例】
そこはまさに戦場だ。慌ただしく厨内を動き回り、包丁の音や何かを焼いている音
調理音がそこには響き渡っている。
誰も彼もが忙しそうに動き回っているだろう。
[手伝い]
1人がヘマをしたらしくどうやら料理が間に合うかギリギリな様子。
用意する数が数なだけに厨房は戦場状態のようだ。
もしも手が空いていて料理に自信があるのなら少しでも手伝って欲しいとのこと。
お礼は勿論ちゃんとしてくれるらしい。
通常報酬:
「おむすび小包」
特別報酬:
「紅白饅頭」
【大部屋(技術_アイドル)】
設定:舞や演奏を得意とする妖怪や神様達が入り混じってできている楽団。
今回はというよりも今回もだそうだが、神在月の宴に今年もお呼ばれして演奏をする予定だったそうだ。
それぞれ得意分野が決まっている為、あまり誰かの変わりになれなかったりとアクシデント対応が苦手なのが悩みらしい。
【室内様子一例】
綺麗な着物を着たものや楽器をもった数十人のもの達とそれをまとめているらしいものが一人。
どうやら何か困っているというのは目に見えてわかるだろう。
様々な楽器や楽譜がそこらに置かれている。
[手伝い]
ここで宴のために雇われてきていたモノが倒れてしまい人員が足りないらしい。
どうやら丁度倒れたモノがソロを担っていたらしく、メンバー内では変わりがいないようだ。
リハーサルが終わる頃には治療が終わるそうなのだが、いなくてはリハーサルもままならないと困っている。
必要な楽器やらがあるなら用意をするので手伝ってくれないかとのこと。
(※歌でも構いません)
通常報酬:
「神鳴の小鈴」
特別報酬:
「仏の鼓」
【厩舎(技術_操縦)】
設定:ここで馬の世話を任されている人間、ではないなにか。
馬と、というよりは動物と会話の出来るくらいの力をもった妖怪のような何かなのだが
動物に好かれやすいことや動物好きで世話好きなことからかここで雇ってもらっている。
基本的には動物のためを思って行動していることが多い。
【室内?様子一例】
庭といっても馬等が放てるようにある程度整えられた広い場所だ。
ストレスが溜まらないようにと馬達が動き回れる程度の広さはあるので結構なものだろう。
そこいらに馬がいて、それを追いかけて話しかけては馬にふい、とされているものがいる。
[手伝い]
どうやら神様達が乗ってきたり、ここで育てていた馬が数匹脱走してしまったようだ。
追いかけようにも速く走って逃げられ、おびき寄せようにも中々近寄ってくれない。
好きに動きたい時間なようだが、そろそろ宴が始まってにぎやかになった時に怯えると困るので厩舎に入れてあげたいのだが…
通常報酬
「交通安全守り」
特別報酬
「馬呼びの鞍」
【池(技術_釣り)】
設定:釣りが好きで毎日毎日、飽きもせず同じ時間に繰り返しいつまでも釣りをしていたら、
いつの間にか釣神に等しい存在になっていた者。
近い存在なだけで実際に神様ではないのだけど、この時期はバイト感覚で釣りをして魚の補充をしている。
能力的には半分神様、という程度。
それでも糸を垂らせば魚の方から寄ってくるかのように釣れる釣れると評判。
本人は釣りができればなんでもいいのだが、ここで釣ればついでにお金がもらえるのでいる。
【室内?様子一例】
整えられた庭の隅にある池に座り込んで釣竿を垂らしているものがいる。
じっとしていたかと思えば魚を釣り上げ、また糸を垂らすのを繰り返している。
[手伝い]
どうやら今日の宴に使われる魚が数匹足りないらしい。
釣るのを手伝ってくれれば何か少しおすそわけをしてあげようとのこと。
通常報酬:
「釣神の疑似餌」
特別報酬:
「釣神の釣竿」
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8.飲めや騒げや
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お手伝いを終えて最初の部屋に戻ってきたら、会議は終わっており
宴の準備が出来ているでしょう。
神様達も宴を楽しみにしているようで、笑顔を浮かべているものもいれば
宴は苦手なのか退散の準備をしているものもいたりなんだり。
君が部屋に入ってきたことに銀杏が気付いて声をかけてきてくれる
「皆ぬしが手伝ってくれて助かったと申しておったわ」
「約束通りじゃ、宴に混じっていくとよい」
「昨夜も凄かったが今宵も凄いぞ」くく
「好きなだけ騒いで、好きなだけ飲んで、好きなだけ食ろうて」
「そうして疲れたら明日に備えて寝る」
「しばらくはこうして過ごすのも悪くなかろうて」
ここからは宴参加です、食べ物も飲み物も色々あるでしょう。
しばらく参加していれば自然と意識がふわふわとしてきて眠りにつき拠点に帰れますが。
宴にあまり参加したくない場合は早めに銀杏に帰してもらうよう願えば帰してくれます。
【特別報酬を選べたが選ばずに来た場合】
銀杏から「ぬしにいいものをやろう」
「なに必要なければ断ればよい」と笑って
「縁紐」
を差し出されます。
受け取れば報酬の縁糸が縁紐に変化します。
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9.ED
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目が覚めれば君たちは森の中の少し開けた場所で眠っていた。
どこか楽しげな夢を見ていた気がするが…もう何も思い出せない。
しかし君の手元にはいくつかの物と赤い紐が巻かれていた。
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10.クリア後
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▽ステータス+3pt or スキルポイント+30pt
▼自身の「恋」または「縁」に関する記憶
▼通常報酬
「縁糸」
最後に選択している場合
「縁紐」
後は手伝い時に入手したもの。
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