立花 弥生
◆陣営 : Justice
◆名前 : 立花 弥生 (たちばな やよい)
◆性別 : 男
◆年齢 : 26歳
◆身長 : 185cm
◆ステータス
【HP/4、攻撃/9(+5)、魔適/7、耐久/4、魔耐/2、敏捷/5(+10)】
◆装着スキル / SP : 300(+50)
◆
個人ページ
◆概要(容姿や性格、口調等)
乱れぎみな天然茶色の髪。切れ長の目…黒瞳は何故か光が薄く見えるだろう。
スクエアタイプの眼鏡が特徴的な青年。
26歳だと言うが、顔つきや言動は男子高校生の幼いものだ。
まるで「高校生が体と心をそのままに、年齢だけ重ねた」かのように。
くたびれた黒スーツに、これまたくたびれたモッズコートを着ている。
細身に見えるだけで筋肉はそれなりについており、見た目以上に力は強い。
一人称/オレ
二人称/あんた、お前
感情表現は豊かな方。よく笑いよく泣きよく怒るが、基本は仏頂面。
お人好しではないと言い張っている。言い張っているだけだ。
不運属性を背負っているわけではないはずだが、何故かよく不憫な目にあう。
異形…人ではない何かを視る力が、瞳に宿っている。
同じ力を持つものが彼の瞳を視れば、
光を喰らい、奥で身を潜めている「赤」を垣間見ることが出来るだろう。
そういったものを目にしてきたため、魔法や幽霊の存在は認知している。
認知しているが、怖いものは怖い。多少の耐性があるだけの一般人。
「眼鏡は本体じゃねぇから!!こっち!!本体こっち!!」
「あ?やんのかおらぁ、あ、あああごめんなさいぃあああやめろおおぉ!!」
「……何も残さずに死ぬのって、どういう気持ちなんだろうな」
「何か」を探していたような気がして、頻繁に周囲を見回してしまう。
「何か」を手に入れようとしていた気がして、手を先へと伸ばしてしまう。
記憶を無くし…否、無くさなくても、
その「何か」が心に大きな穴を空けてしまっているようだ。
そして同時に、その「何か」が彼を動かす力ともなっている。
必ず探し出してみせる。必ず手に入れてみせる。
◆返還記憶---
その式に、ひとの涙なんて無かった。
ひそひそと小声で呟かれるのは罵詈雑言。
どうして故人を弔う場でそんな言葉が聞こえるのかわからないと言いたかったけれど、
棺の中で瞼を閉ざしているそいつの評判を知っていれば、仕方ないのかとも思った。
…納得はいかなかったよ。理解も出来なかった。
永遠の眠りとやらについたそいつを前にして、現実を突きつけられて力が抜ける。
床に膝をついて、異様なものを見るような視線を浴びながら
ただただ、「なんで」と言葉が零れた。
そいつが本当はどんな人物だったか、どんな風に生きてきたか。
何も知らない。本当に、何も知らない。でも、
…なぁ、なんで。なんでだよ。
オレ、お前に約束したじゃん。
誕生日祝うよって、おめでとうって言うよって、言ったじゃん。
なんで、
「…なんで死んだんだ、篠富」
何も残さず、傷だけ遺していったクラスメイト。
誰も泣かない葬式で空と一緒に流した…疑問と悔しさとxxの、涙の記憶。