償
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◆陣営 : Evil
◆名前 : 償(ツグナ)
◆性別 : 女
◆年齢 : ?
◆身長 : 166cm
◆ステータス
【HP/8、攻撃/10、魔適/9、耐久/8、魔耐/2(+5)、敏捷/10】
◆装着スキル / SP : 300(+50)
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個人ページ
血のような赤色の髪と瞳を持つ女性。瞳孔はハート型に見える。
赤と黒のゴシック、またはゴシックロリータをその身に纏い、洋刀を得物として扱う。
前髪を目の上、後ろ髪を腰のやや下で切り揃え、ボリュームを持たせたサイドポニーを、
目玉を模したアクセサリーで左にだけ揺らす。オーガンジーを添えたミニハットを乗せ、
やや長めに伸ばした爪には、真赤のマニキュアを光らせる。
テンションが高く、「他人の不幸で飯が美味い」状態を楽しむ、女王様気質。
性悪、陰湿、傲慢、高飛車、……といった単語が似合う。
手癖も、足癖もそれなりに悪い。
基本的に、片仮名の混じる、間延びした口調で話す。
笑い声が含まれたり、人を馬鹿にしたような口振りが多い。
声も高めで、笑い声は少々耳障りにも聞こえるだろう。
健康は勿論、髪や肌や爪先などにも気を遣い、食事や睡眠もより質の良いものを求める。
趣味はネイルアート。爪が割れたり欠けたり、
マニキュアが剥げたりすると機嫌が急降下する。
知識欲が高く、必要があればそれを手に入れるためにあらゆる手を使う。
稀に発作的な頭痛に襲われることがある。
持続時間はまちまちだが、彼女の行動に支障をきたすのは明らかだ。
一人称 : 「アタクシ」
二人称 : 「貴方・貴女」/(名前または苗字)+「様」/(特徴)+「サン」
呼び捨ては殆どしない。
自身が「情報屋」であったことは覚えている。
記憶をなくしたことに対し、いつかどこかで経験した感覚と、言い表せない不満、
屈辱、憤り――矜持が傷つけられた時のような感情に似たものを抱いている。
この自分が“忘れる”なんて。許されることではない。
ああ、なんて不幸!
けれど、――裏を返せばそれだって、きっと愉しくて甘い“蜜”に違いないのだ。
◆返還記憶-----
――償とは、名を継ぐ者。
告ぐ名、継ぐ名。
世襲制の情報屋で、自身は五代目である。
少女は白く白い部屋で目を覚ました。
目に飛び込んできたものが何たるかを、脳が語る。
傍らの少年が彼女の名を呼んだ。彼女もそれに応える。
少年は上手く行ったようだと呟き、何か憶えていることは有るかと少女に問うた。
何も無いのだとその唇は答える。
唯一つ、自身の名、その意味以外を、
……はて、何処へ落としてきたのだろうか。
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違う。
違うの。
違うのよ。
「×××」は、そんな、そんな名前じゃないの。
……。貴方の名前は、何だったかしら。
貴方は誰なの。
それは、……誰の、ことなの。