ハマー・アーミテージ
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◆陣営:Evil
◆名前:ハマー・アーミテージ(Hamr Armitage)
◆性別:男
◆年齢:24
◆身長:181cm
◆体重:70kg
◆血液型:AB型
◆ステータス
【HP/8(+21)、攻撃/10(+10)、魔適/6、耐久/7(+8)、魔耐/9(-5)、敏捷/4】
◆装着スキル / SP : 300(-100)
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個人ページ
色褪せた桃色の髪に、深海のように暗く光のない青い目をしたアメリカ人。
燃料とでも言わんばかりに、常にお菓子を食べている。
その割に細身で、さらに適度に鍛えられた筋肉を持っていることが服の上からでも分かる。
特殊部隊員ような格好をしているが、バッヂや組織名の表記もなく、
どちらかと言うと傭兵、もしくは強盗団等の犯罪組織に近い服装である。
右手首に逆三角形を2つ重ねたようなタトゥーがある。
あまり言葉に感情を含めずに話し、目にも生気が感じられないため本心が掴めない。
表情も、少しだけ口角を上げただけの気味の悪い笑みをほとんど崩さない。
頭の回転が異様に早く、また機械やプログラムにも強い。
ゆっくりとした仕草から、一見のほほんとしているように見えるが……。
見ていないようで、見ている。
戦闘は好きだがそれ以上に、人を物理的に傷つけたり苦しめたりすること、
その傷自体に愛情を抱くというおかしな癖を持つ。
持病があるようで、青い液体の入った注射器とそのカートリッジを持っている。
一人称:俺
二人称:君、お前
「俺はハマー。よろしくね」
記憶がないこと自体は気にしていない。
今まで何をやってきたのかはわからないが、自分ができる事としたい事はわかる。
ただ半身を失ったような、心に穴が空いたような虚無感に疑問と苛立ちを抱えている。
◆返還記憶-----
自分自身に『終わり』の瞬間が差し迫っているのがわかる。
原因はなんだろう。
持っていた、あの注射器に関係があることなのだろうか。
ただひたすら、自分は近いうち死を迎えるのだと。
その焦燥感と不安に苛まれる。
人はいつか死ぬ。
そんな、そんなに、いつ起こるかもわからない事ではない。
体が如実に、少しずつ、知らせてくるのだ。
真っ黒で艶のある少し長い毛並みに、カイヤナイトのように青い目。
ひと鳴きすれば、大きな手が頭から尾の先までを撫でる。
俺は野良猫だった。
ひとりで街をうろつき、塀の上から人間を見下ろし、
気が向いた時だけヒトに近付いて、撫でる事を許可した。
甘い声で鳴けば食べ物が貰えて、好きな時に寝て起きて、
好きなときに好きな場所へ行けた。
ひとりでよかった。
それでも、冬の夜は寒かった。
ヒトの羽毛布団の中に勝手に入って、ねむりたいと思った。
また、勝手に出て行くから。
今だけ、ちょっと貸してよ。
…なんてね。
体を交えるのが好き。
どうしてそうなったのかは、もうわからない。
最初は好きじゃなかった。
俺の意思なんて関係なかったもの。
薬の副作用の香りで、相手をその気にさせることもできる。
今では、一種のコミュニケーションだと思う。
相手が俺に必死になるところを見ると、かわいくって仕方がない。
食べることが好き。
ずっと食べていられる。
そのうちお腹がいっぱいになるけど、
すぐにお腹がすいてくる。
消化できるものなら、何でも食べちゃう。
この世界には食べたことないものがまだたくさんある。
お金が好き。
どれだけあっても困らない。
お金さえあれば、なんでもできるとさえ思う。
お金で買えないものなんて、この世にはないとも思う。
お金で買えないものがあれば、それは俺には必要ないものだ。
動物が好き。
素直で、愚直で、かわいい。そんな感じの人間も好き。
でも人間は頭のどこかで計算しているから。
だから、犬や、猫や、動物がすき。彼らはまっすぐに答える。
そんな彼らと生活していたい。
機械が好き。
文句も言わない。
俺が手をかければ、それだけ答えてくれる。
俺が手を抜けば、それだけ裏切る。
単純明快で、かわいい。
腑に落ちないことも、理解できないこともない。
そんな機械が好きだし、ずっと触っていても飽きない。
少しずつ切り裂くのがすき。
生暖かい血は、触るだけでうっとりする。
それが生きている証拠だもの。
怯えた目も、震える声も、いとおしい。
もっともっと見たい。もっともっと触りたい。
すきなもの、ほしいもの、まだまだたくさんあるね。
俺は欲だけで生きている。
俺はお菓子がだあいすき。
甘いお菓子はもちろんだけど、スパイシーだったり、フルーティーだったり、
どんなお菓子でも大好きなんだ。
兄さんと一緒にケーキ屋さんに行って、ケーキを選ぶのが楽しかった。
兄さんも俺も、苺が大好きなんだ。
いつも最後の一個の苺を、兄さんと取り合った。
でも兄さんは、いつも俺に譲ってくれるんだ。
兄さんは「お前がしつこいからだ」って言ってたけど、
本当は優しいんだよね。ね、兄さん。
俺は常にお菓子を持ち歩いて、どこでも食べてたけど、
兄さんはそれを「食費がかかる」とか「音がうるさい」とかって怒るんだ。
それでも、止めようと思えば止められるのに、
力ずくで止められたことは一度もない。
兄さんは「キレたら何するかわかんねえから」って言うけど、
本当は優しいんだよね。ね、兄さん。
子供の頃、教会の孤児院でお菓子が配られる時も、
兄さんは意固地になって、絶対に子供が集まってる所に来なかった。
俺がこっそり多めに貰って、それを持って行っても、
兄さんは不貞腐れた顔で受け取らなかった。
それなのに、何度も孤児院を抜け出して、
街で泥棒を繰り返しては、後からバレて***されたり**されたりしたのに、
それでもやめなかったし、俺のお菓子を受け取ることもなかった。
兄さんは「お前からなんて貰いたくない」「俺は自分で手に入れたい」って言ってたけど、
本当は優しいんだよね。
ねえ、兄さん。