ネモフィラ
◆陣営 : Evil
◆名前 : ネモフィラ
◆性別 : ?
◆年齢 : ?
◆身長 : 124cm(人間時)
◆体重 : 3kg前後(変動)
◆ステータス
【HP/10、攻撃/3、魔適/4(+23)、耐久/10、魔耐/3、敏捷/9】
◆装着スキル / SP:300(+100)
◆
個人ページ
短毛の黒猫。
その姿は夜に溶ける影のように黒く、瞳だけがネモフィラの花のような青を写す。
やや小さな成猫を基本とするが、子猫サイズになっていることも。
人間時はアホ毛が特徴的な肩につかない程度の長さの黒髪に青い瞳の子供になる。
肌は透き通るような白さを持つ。
基本的には9歳ほどの中性的な子供の姿で固定のようだ。
性別は分かりにくいが、男の子寄りに見える。
体重は猫の時も人間の時もあまり変わらないが、
意識すれば人間らしい体重にすることもできる。
基本的に「ネモ」と名乗り、ネモフィラと呼ばれるとわずかに顔をしかめる。
猫の姿が大本のようで、人の姿が必要でなければ大体猫のままでいる。
人の姿でもあまり表情が変わらず、人形のような印象を与えるかもしれない。
感情が無いわけではないが、どこか鈍い。
静かな環境を好むが、騒がしいのも嫌いではないらしい。
ただし空気を読むのは少し苦手。
頭の回転が速く、状況の変化にもすばやく適応する。
一人称「ぼく」/二人称「きみ」「おまえ」
「みず。なみだ。ないてる?」
「うれしい、ってなまえ、だっけ」
「…………。……ぼくをよんだ?」
「……にゃーん……いま、ねこじゃなかった……」
記憶が無いことに対して不安を持つような素振りは見せない。
ただ、時折褪せた写真をぼうっと見つめていることがあり、
何かが足りないという空虚感は抱えている。
◆返還記憶-----
僕、すごく幸せだよ。
うまく喋れているだろうか、と心配する彼が最期に残した言葉。
そう言う彼が今までで一番幸せそうな笑顔だったことを覚えている。
黒い瞳は閉ざされた。
細くなった体はもう呼吸をしない。
もう、ぼくの名前は呼ばれない。
白い青年と白い女性に看取られる君を、
ぼくはただ、無表情に眺めていた。
「のあ」
――どうしたの、ネモフィラ。
そう返る声はもうなくて、
「さみしいよ」
不慣れな感情を、持て余すことしかできなかった。