Garden
Top
Trpg
Chapter
Instant
Battle
Outside
花霞_アヤメ
0.はじめに
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
陣営:制限無し
推奨人数:2〜3人
推奨スキル : 注視、話術、幻視等の探索スキル/戦闘系スキル/炎系の魔術スキル
時間:15〜時間
GMボーナス : ステータス成長+5Pt and 固有スキル一段階強化
ダンジョン「花霞の里」専用のシナリオです。
探索、戦闘があります。
クリア失敗も有り得るので、探索者には相応の準備をさせてください。
話を進めるにつれてルートが分岐すると思われますので、
GMを希望する方はシナリオを良く読み込んでください。
シナリオのテーマは『どこまで他人事で居られるか』です。
◎時間制限有り。(シナリオ内時間で3日)
この世界の貨幣を持たない探索者達に
アヤメが無償で宿屋を提供してくれる時間の限度が3日であるため。
シナリオ内時間の時間経過の目安としては、
1つの場所で起こった内容に対してGMが適切な進行を行うようお願い致します。
特に1日目は思ったより早く探索者の情報収集が進んでいるようであれば、
夜まで時間を進めて事件を起こしてしまうのもアリです。
開示される情報は1日目、2日目、3日目と項目を時系列で分けています。
※シナリオに書かれていない情報については、GMの裁量にお任せいたします。
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
1.シナリオクリア条件
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
クリア条件
事件の解決。
アヤメの樹の枝を折った犯人を見つけ出し、『アヤメに報告する』。
アヤメは必ず犯人の事を赦すので、犯人引き渡しの是非は問わない。
隠し条件:1
少女イチカとの再会
イチカを『本当の両親』に会わせる。
イチカを両親に会わせさえすれば、再会出来た事とする。
イチカの意思は問わない。
これはけじめである。
隠し条件:2
妖樹アヤメの撃破。
アヤメが里人の生気を吸い早死にさせ、
死して尚その魂を養分として生き永らえている証拠を突き出して
里人を説得した後、睡眠薬でアヤメを眠らせている間にアヤメの樹を切り倒し燃やす。
若しくは戦闘を行い、アヤメ(人間体)を殺害する。
エンディング
【エンディング_1】
クリア条件、隠し条件:1のどちらかあるいは両方をクリアした場合は
探索者は4日目の朝に何事もなく里人とアヤメに笑顔で見送られる。
里から一歩でも外にでた瞬間アヤメの樹の花弁が吹きすさび、舞う花びらに
探索者達は目を閉じることを余儀なくさせる。
探索者達が次に目を開けると、
いつの間にか探索者達はダンジョンの前に立ち尽くしているだろう。
今まで何をしていたのか、全ての事を忘れて。
【エンディング_2】
隠し条件:2を満たすと
アヤメの加護が失われ、里へ狂ったように魔獣が多数攻め込んでくる。
1d20+30くらいがちょうどいいでしょう。
魔獣は探索者たちには目もくれず、統率されていない動きで
里のあちこちから里を襲い尽くします。
混乱を隠せない里の人間達を尻目に
探索者達は逃げ出すかのように里をあとにすることになるだろう。
もし里から逃げ出すのに手間取った場合、イチカとトオカが助けにきてもいい。
アヤメが居なくなった里から一歩でも外に足を踏み出した瞬間に景色が変わり、
大きな大狼の幻影、その遠吠えを聞いたあと世界は暗転する。
気がつくとダンジョンの前に探索者達は立ち尽くしているだろう。
今まで何をしていたのか、全ての事を忘れて。
【エンディング_3】
尚、3日を過ぎてもクリア条件を満たして居ない場合は、必然的にこのルートとなる。
探索者達を使えない、若しくはイチカの仲間と判断したアヤメが、
3日目夜によそ者である探索者達にイチカを討伐させるため
吸わせ続けていた花粉で洗脳強化を施し、アヤメに意識そのものを乗っ取られる形となる。
其の為、探索者は3日目の夜、意識が突然途切れる形になり
気が付いたら血塗れの姿で里の入口に立っており、
笑顔の村人達とアヤメに感謝されながら見送られる事になるだろう。
アヤメの満面の笑み、そして「ありがとう」という言葉と共にいきなりダンジョン外へ放り出される事となる。
※尚、隠し条件:2を満たさない限り、後にイチカとトオカは
里を脅かす不穏分子としてアヤメ率いる里の討伐隊に殺害されることとなる。
※展開によってはエンディング開拓もあるかもしれません。
GM裁量にお任せいたします。(困ったら遠慮なくシナリオ作成者をお呼びつけ下さい)
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
2.用語やアイテム、人物、舞台
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
「花霞の里」
平原の中心にある小さな人里。
里の中央にある樹が住人達を見守っている。
里の彼方此方に花が咲き誇る美しい里である。
樹や花畑の噂を聞き、里を訪れる人間も少なくないと言う。
花を利用した染物や食料品などを特産品としている。
機械などといった現代利器は存在しない。
獣人や魔法の概念が在る世界だが、
一部の限られた者しか魔法を使える者は居ないので
探索者が獣人だったり、魔法を使用するのを里の人間に見られた場合、
とても珍しがられる。
里内に、アヤメがこの地に来た当時の事を詳しく知る者は誰もいない。
ただ、遥か昔に凶暴な魔獣がこの地で暴れまわっていた頃、
アヤメが魔獣を追い払い先祖を助けてくれたという昔話が里に伝わっている。
「事件のあらまし」
事の起こりは探索者が訪れる三日前にアヤメの樹の枝が数箇所折られていた事から始まる。
里の人間は自分達を守ってくれているアヤメの樹を傷つける事など決してしないので
外部の人間、若しくは魔物の仕業と疑っている。
里にとっても大切な樹が傷つけられたため、里の者は犯人を探し出そうとしている。
事件の犯人は、母親である魔獣の死体を他の魔物に食われないようにする為
魔物避けとなるアヤメの花を入手しにきたイチカである。
探索者が来た日の夜に再度事件が起こる為、
里の人間の中には探索者達を疑う者も少なからずいるだろう。
「狼の谷」
里より平原を越えた場所にある荒涼とした谷。
遥か昔に里周辺の土地を荒らしまわっていた魔獣が住むといわれる土地である。
魔獣が多く住み、人間が滅多に立ち寄る場所ではない。
大狼ココノセは花霞の里を追われた後、この谷の奥地に住処を移した。
「妖樹.アヤメ」
一年中咲き誇る淡い紫色の花をもつ桜に似た大きな樹。
神樹とあがめられてはいるが樹の姿をした魔物のようなものである。
花の花粉で人や魔物を狂わす事が出来る。
表向きはその花粉の力を使い、
他の魔物を村に近寄らせない事で村を守護している。
遥か昔に人間の手により、
分かたれた苗木としてこの地へやってきた。
アヤメが植えられた時には既に大狼がこの地を守護していたらしい。
成長と共に魔力が強くなり、
ついには地を守護していた大狼をも花粉で狂わすまでの力に至った。
其の後は大狼を現在の土地から追い出し、
人間を率いる存在となって花霞の里を作り上げた。
人間を枝の下で育みながらも、その間微弱ながら生気を吸い取り続け早死にさせてしまう。
人間の死後も魂を収穫し、自身の養分として使用する。
収穫を安易にする為に根の近くに共同墓地を建てている。
アヤメとしては別に人間を嫌っているわけではなく、
食事をするための家畜を愛情を持って育てているような感覚である。
里への旅人の訪れを奨励しており、
宿屋を経営し、旅人の3日間の無償滞在を許可している。
期間を定めているのは3日間旅人を里に居着かせることで
自身の花粉を吸わせ続け、この里から離れたくないと思わせる微弱な洗脳を施す為。
3日間里に滞在しなかった旅人には里の宣伝をしてもらうことで、
里に訪れる人間を年々増やしている。
尚、樹を燃やしたり、切った探索者は
アヤメの樹の内部が大きな虫食いだらけだという事に気づくかもしれない。
だが、その原因とみられる虫はどこにも見当たらないことも、分かる。
このことに関しては、探索者達は何も知る事が出来ないだろう。
近い時期に起こったものではないのだから。
菖蒲の花言葉「信じるものの幸福」
「大狼.ココノセ」
大きな狼の姿をした魔獣である。雌。
人語を解し、魔獣としては強い力を持っている。
花霞の里にアヤメが生える前までは
周囲に暮らしていた僅かな人々を少しの食べ物と引き換えに
他の魔物から守護してやり、共存していた。
アヤメの苗木の成長を見逃したばかりに
樹の花粉で狂わされ、守護していた人間を多数喰い殺してしまう。
その際、自身の行いを悔やみ狼の谷の奥地へと住処を移し、自ら人との関わりを絶った。
アヤメに魔物の子さと唆され谷に捨てられた少女と
アヤメの花粉によって狂い、命を落とした魔獣の子を自分の子供として育てた。
シナリオ開始時には既に寿命によって息を引き取っている。
「魔獣に育てられた少女.イチカ」
赤ん坊の頃に狼の谷へと捨てられたアルビノの人間の少女。
強い魔力を持っており、アヤメの花粉への耐性がある。
その魔力が開花さえすればアヤメに取り込まれた人間の魂を感じる事も出来るだろう。
ただ、まだ幼い為かその魔力はまだなりを潜めている。
5〜6歳程の見目。
少しかさついた白色の髪に鮮やかな赤眼を持つ。
ココノセとの血の繋がりはない。
魔獣に育てられた為、人間の常識はあまり知らない。
人間の言葉は多少話せるが、片言で多くの言葉は知らない。
魔獣の言葉は話す事が出来ない。
妖樹(アヤメ)の話は母親であるココノセから聞いており、とても恐れている。
アヤメの樹を傷つけ枝を持ち去っていた犯人。
ココノセが死んだ事に深く嘆き悲しみ、
ココノセの死体を他の魔物に貪られないように
アヤメの花を一緒に入れ、墓を作ってやろうとしていた。
今の生き方に何の不満もない。
「魔獣の仔.トオカ」
里に近寄り過ぎた事でアヤメの花粉により狂い、
他の魔獣と互いに共食いをして命を落とした犬型の魔獣の子供である。
ココノセとの血の繋がりはない。
弟として一緒に育ってきた為、イチカにとても懐いている。
イチカに危害を加えたり、敵意を向けたりすればたちまち襲いかかってくるだろう。
少しの人語なら理解できるが、話す事は出来ない。
妖樹(アヤメ)の話は母親であるココノセから聞いており、とても恐れている。
探索者の中に魔獣の言葉が分かる者がいれば、
妖樹(アヤメ)の話を詳しく聞く事が出来るだろう。
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
3.シナリオの流れ把握(GM情報)
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
里では二つの事柄が同時に起こっています
一つは【妖樹アヤメによる里の支配】
一つは【少女イチカによるアヤメの樹への傷害】である。
【妖樹アヤメによる里の支配】
里の人間はアヤメという樹の魔物により先祖代々支配されている。
里人は花粉による微弱な洗脳を施されており、
誰しもがアヤメへの信頼を疑いもなく抱いている。
アヤメは常に、樹の根が張っている範囲内の生物の生気を吸い取っており、
里内では病弱な人間や老いた人間から早く死んでいく。
アヤメは里に餌となる人間を招き込む為に、
里の発展を促したり旅人の訪れを歓迎したりと手を尽くしている。
その為、アヤメは探索者の好感を得るため手厚くもてなすだろう。
『人間を餌として愛している』
その感情に裏はないため、その本心は精神分析でも分からない。
もし、探索者がアヤメの正体を知れば退治しようと考えるかもしれない。
【少女イチカによるアヤメの樹への傷害】
探索者が来る三日前と、探索者が来た日の夜に事件は発生する。
母である大狼ココノセが寿命で死んだ為に、
その遺体を魔物に食われないようアヤメの樹の花と一緒に
埋めようと考えたイチカの仕業によるものである。
イチカが里に来るのは雨が降っている夜に限り、
アヤメの花粉の効果が薄れる時を狙って事件を起こす。
そのため、里の人間はアヤメが傷つけられたことで
過敏になっている者もいるだろう。
探索者が来た日の夜に再度事件が起こる事で探索者を疑う者もいるだろう。
事件が起こった直前、アヤメが共にいれば探索者達の疑いを晴らしてくれるだろうが。
探索者達は自身への疑いを完全に晴らす為に動く事になるかもしれない。
【イチカについて】
かつてイチカは魔物の子だとアヤメに咎められ
洗脳されている里中から責められるがまま両親の手で狼の谷へと捨てられた。
イチカという名は両親がつけたものではなく、魔獣がつけた名であるため
イチカの名前をこの夫婦は知らない。
(だが白い髪、赤い眼の女の子だという特徴は覚えている)
実際イチカは魔物の子などではなく、遺伝子異常であった人の子である。
ただ潜在的な魔力が異常に強く、それを危惧したアヤメが
里内の空気を裏で扇動し、イチカを捨てさせるように仕向けた。
魔物の子だと里の人間が認識したのはその見た目等が理由ではなく
アヤメの微弱な洗脳により、それが「恐ろしい魔物の子」だと
意識させられていたからである。
なので、改めて里の人間(大人)にイチカの印象を尋ねれば
それぞれ違った印象を応えるかもしれない。
認識の差異に里人は一瞬疑問を抱くかもしれないが、
「まぁ、そうだったかもしれない」と特に気にしないだろう。
(思い込まされた印象としてはぎょろぎょろした獣のような眼、牙が生えていた、
泣き声ではなく唸り声をあげる等)
もし、イチカが生きていると分かればイチカの本当の両親は
彼女に一目だけでも会いたいと考えるかもしれない。
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
4.導入
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
お昼下がりの心地いい時間。
探索者は拠点から離れた森の中をのんびりと散策しています。
心地よい風が頬や髪を掠めていく。
…と、一番前を歩いていた探索者は足元に何やら桃色の何かを発見します。
他にも探索者がいればそれに直ぐに気づくでしょう。
それは花びら、桜を知っているものであればそれにとても似ているものだとわかります。
しかし、周囲に桜の樹は見当たりません、一体どこから来たのだろうか。
「注視/幻視」→周囲
少し横に入った藪の先に何やらもやもやとした、境界のようなものを発見します。
其方を見ていれば、ふわり、と風に乗って
花びらが突然姿を現したのを、貴方は目にする事だろう。
その境界の先に探索者の誰かが行ってみたり、自身の手等を入れてみれば、
……向かった探索者や自身の手が見えなくなってしまう。
身体に異常はありません。
何か姿を隠す結界のようなものが貼られているのだと気づくでしょう。
---
結界から先へ進めば、そこには開けた広場と、一本の美しく大きな桜の樹を見つけます。
時折吹く風に乗せられて、花びらがふわりふわりと舞う。
「注視/幻視」→周囲/桜の樹
大きな大きな桜の樹がある。
桜の花弁が風に揺られて時折その身をちらしていく。
「桜」を知っていれば自分の記憶の中のそれと違わない事がわかるでしょう。
また、樹の根元に何やら人がくぐれるような木製の扉が一つついていますね。
扉に鍵はかかっていないようで押せば難なく開きそうだ。
誰かが作った秘密基地のようにも、見えるかもしれない。
扉を開けてみれば、中は少し薄暗いが
不思議と奥へ道が続いている、この先へも行けそうだ。
※尚、警戒し過ぎて扉を潜らない探索者がいた場合
今後の進行には関われなくなりクリア報酬もないがそれでもいいか?とPLに伝えてください。
何とかPCを着いていかせてあげましょう。
扉内と扉外の時間の流れは違う為、
(扉内が1時間経っていても扉外では5分しか経っていなかったり)
扉を入るのに躊躇した探索者が居た場合
時間をずらして先に入った探索者達と後から合流させるのもいいかもしれません。
---
扉の奥へ進む……暗く少し湿った空気、薄暗い視界。
と、そんな時。
突如風が吹気抜けていった、同時に薄紫色の花びらが目の端を掠め舞っていく。
暗闇が消し飛ぶような流背と共に、
景色が一瞬の内に変化するのを貴方達はしっかりとその眼で見届けるでしょう。
それは刹那。
目の前に、広がるのは青く透明に澄んだ広く大きな空。
目と鼻の先には、とても大きな薄紫色の花をたたえる樹が、風にその花びらを舞わせる。
そんな幻想的な花の里が、現れる。
ようこそ、花霞の里へ。
尚、里に飛ばされた後に背後を見ても、入ってきた扉は既に消えている。
「注視/幻視」→周囲
なだらかな平原が続いている。
「注視/幻視」→里
樹が立っているなだらかな丘の下には人が住むのに適している、
木造の住居が点々と立っているのを見つけます。
遠目にも人がポツポツといる様子がわかります、どうやら人里のようですね。
里全体を取り囲むような低い木柵の向こうには色とりどりの咲き乱れる花畑も見られる。
花の里、と形容するのに相応しいような、そんな場所。
また、樹に関しては何処か神秘的だ、と感じるものがあるでしょう。
里の方へは少し歩けば向かえそうです。
木柵の一箇所に里への人が通る出入り口のような箇所も見つけますね。
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
花霞_1日目
花霞_2日目
花霞_3日目
5.クリア後
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
▽希少報酬
一度のセッションで一つしか持ち帰る事ができない。
以下の条件を満たした探索者達はいずれか一つだけを所持する。
いつ手に入れたかは定かでなく、
ダンジョンを出たら探索者はいつの間にか手に持っていた。
*クリア条件を満たした場合
「大樹の声」【善陣営限定】(希少報酬)※取得済
所持品。
ダンジョン外でのみ使用可能。
革製の紐に通された木製のリングのような形をした古びた首飾りである。
大樹の星の樹の声を聴く事が出来るようになる。
異世界に出現する施設や
施設として出現するダンジョンの場所への行き方を探索者が理解できる。
また、悪陣営への拠点へ行き来する事が可能となる。
ただし、一度に別陣営拠点へ同行して行けるのは5人まで。
探索者側から大樹に話しかける事は出来ない。
あくまで、大樹からの声を聴くのみである。
更に、施設として出現するダンジョンへ行く際に
GMからそのシナリオへ赴く際に「助け」となりそうな
装備orスキルのヒントをシナリオ開始前に一点だけ得ることができる。
「星見の鍵」【悪陣営限定】(希少報酬)※取得済
所持品。
ダンジョン外でのみ使用可能。
陣営で使用者を選ばない。
星のマークがプリントされたカード。
星見の塔(拠点)の展望台にある望遠鏡に通すことで使えるようになる。
望遠鏡の向き固定、拡大固定が解除され、360°方面を見渡すことが出来るようになる。
異世界に出現する施設や
施設として出現するダンジョンの場所への行き方を探索者が理解できる。
また、善陣営への拠点へ行き来する事が可能となる。
ただし、一度に別陣営拠点へ同行して行けるのは5人まで。
更に、施設として出現するダンジョンへ行く際に
GMからそのシナリオへ赴く際に「助け」となりそうな
装備orスキルのヒントをシナリオ開始前に一点だけ得ることができる。
*隠しクリア条件:1を満たした場合
「犬笛」(希少報酬)※取得済
装備品。
ダンジョン外でのみ使用可能。
吹くとどこからともなく、白銀の毛並を持つ
15M程の体長の大狼が1匹呼び出される。
この大狼は人語は解さない。
犬笛はどんな場所でも使用可能。
犬笛を持つ探索者の言う事を良く聞き、力になるだろう。
探索者を乗せて移動することも可能。
固有、装着スキルは外す事が出来ない。
大狼
(HP/35、攻撃/15、魔適/1、耐久/15、魔耐/8、素早さ/25)
▼固有スキル
『喰らい付き』
スキルの宣言が必要。
指定した対象に噛み付き、対象に1d10のダメージを与え、
1d5ターンの間対象の行動を封じる。
スキル使用継続ターン中は、自身のターンが来る度にスキルの効果を解くか選べる。
スキルを使用している間は自身も行動不可能となる。
喰らい付かれている対象が回避に成功した場合、スキルの効果は解かれる。
『両爪』
自動発動スキル。
攻撃_素手宣言時に使用。
一度に二度攻撃を行う。
攻撃が二度とも当った場合、対象を出血状態にする。
▼装着スキル
攻撃_素手
防御_素手
逃走
庇う
回避(65)
忍び歩き
隠す
聞き耳
*隠しクリア条件:2を満たした場合
「植物の種」(希少報酬)※取得済
所持品。
ダンジョン外でのみ使用可能。
何が生えるか分からない。
陽の良く当たる場所、拠点の傍へ植えてやるといいだろう。
植えた日から現実時間で1ヶ月経てば芽がでる。
*エンディング3を迎えた場合
「良い子へのご褒美」(クリア報酬に追加)
所持品。消耗品。
手のひらに収まる小さな紙箱に入った、桜の花を模した和菓子。
柔らかい餅の中には控えめな甘さの白餡が詰まっている。
食べるとHPが1d5+5回復する。
一度使用すると無くなる。
和菓子は人数分手に入れる事が可能。
----------------
▽クリア報酬
ステータス成長+8Pt
自身の一番大切な者に対する記憶の一部分
(悲哀の感情に纏わるエピソードを1つだけ思い出す
エピソードが無い場合は、何も思い出す事が出来ない)
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -