Garden

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陣営：制限なし
推奨人数：1人
推奨スキル: 注視、あらゆる戦闘系技能、逃走
時間：8〜10時間
GMボーナス：此方リンク先

ダンジョン【西野別邸】限定のシナリオです。
・完全1人用シナリオとなります。
・探索者は、道具1つしかダンジョンに持ち込めません。(武器防具含む)
・ただし効果のないものは制限なしで持ち込むことができます。
・戦闘用スキルに限り、取得成功値になるべく上限を設けないであげてください。

※希少報酬の入手条件は初見PLのみとします。
※シナリオに書かれていない情報については、GMの裁量にお任せいたします。
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時間制限はなし。
館に電気を通し、玄関口から出ればシナリオクリアになります。
上手く誘導をしてあげてください。
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ある日のこと。
貴方が一人で拠点の外を探索していると、一つの古びた鉄の柵を見つけます。
キィ…キィ…と風に揺れる蝶番の壊れた鉄柵、貴方はなんととなしにそれを触ってしまう。
すると、次の瞬間……
貴方は、今までの森の中ではなく、古いロビーのような場所に立っていました。
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古そうなロビーの奥には受付のような場所があり、
薄暗い中なにやら人のような塊がゴソゴソと動いています。
背丈や体格からして大柄の成人男性のようです。

受付の奥には扉、そこから視線を左にずらすと上階と下階に向かう階段、
くるりと後ろを振り返ると、玄関らしき扉があります。

耳をすますと「おっかしいなぁ……ここじゃなかったか？」のような声や、
ゲホゲホと埃に咳き込む音が聞こえます。
君が少し見つめたままでいると、それがふっと頭を上げました。

「あ、みっけ。…………………あ？誰だあんた」

彼はあなたを見とめ、驚いた顔で話しかけてきます。
手にはちいさな白いキューブを持っています。
→【NPC:呉】

探索者は彼から、
彼は兄の遺品整理にここを訪れており、今日起きたら電気が通っていなかったこと、
おそらく『彼ら』に電気が吸われ、さらに断線されてしまったこと。
ちなみに発電機も壊れた。
なので、妙に厳重なオートロックの
この家から出られないことなど少々情けない説明を受けます。
探索者が壁を壊そうとした場合は止めてください。
人の家なので流石に勘弁してくださいって言われます。

「片っ端から直しちゃいるが、
また千切られちまったら意味がねえし、発電機も動かねえし……そこでだ」

彼は探索者に、『彼ら』の討伐に付き合ってくれないかとお願いをして来ます。
提案を断った場合も休憩室に通され、
暫く会話や探索をした後に急激な眠気に襲われてシナリオをやり直しとなります。
なお一度断っても度々誘いをかけてくるので、
途中で承諾すればバトルルートへと移行します。

「なーに、取られたんなら取り返せばいいのさ」
彼はニヤリと悪どく笑い、ちいさな白いキューブを指で転がしました。

◎skill情報--------
[全体に注視]
→受付け、入口、階段、ドア がある

[入口]
→硬く閉ざされている。どうやら電気が通っていないようだ、
電源化を使おうとすると異変に気付いたNPCに止められる。

「……きみ、何してんの？」
「えっ待ってな、今電気入れたら人死にが出るってちょっと待った！！」

背の高い男性(NPC:呉)が慌ててあなたを止めに来ます。
なお、電源化であっても電気の量が圧倒的に足りないので、出ることはできません。
そしてどちらにしろここからは電気を流せません。(地下に行かねばならない)
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呉は探索者を先導して受付の奥の扉に向かう。
彼はそのまま真っ直ぐに事務室らしき部屋を通り抜け、【休憩室】と書かれた部屋に入る。
(入らないでいると、中から呼ばれる)

前の部屋とは打って変わって明るく、整頓された部屋だ。
とても広く間取りが取られている。
真ん中に広い木製の机と数人掛けのソファ、角の換気扇の下には喫煙スペースに、
ラジオ、反対側の狭いキッチンには冷蔵庫もあり、生活を感じさせる。
他にも本棚、食器棚、壁際の机、仮眠室など調べられそうな場所はいくつかある。

◎skill情報--------▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

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探索者にはエネミーと一人で戦って頂く事になりますが、
それを支援するお助けアイテムが《討伐用支給品》です。

上記アイテムの中から元々探索者が持ち込んだ効果付きアイテムの数と合わせて
上限5つとなるようにアイテムを任意で選んで頂けます。
アイテムは一戦ごとに組み替え可能となります。

探索者が戦闘で減少したステータスは、一戦ごとに休憩室に戻る事で全回復します。
なお、休憩室に戻らずに継続探索をPLが望むのならば、
その時もステータスを全回復させてあげてください。

第3戦まではいつでも「逃走」を宣言することですぐさま退避可能です。
その場合、エネミーステータスとエネミー数は全て戦闘開始状態に戻る仕様となります。

[エネミーアイテム]
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部屋に入った探索者の目の前に、薄ぼんやりとまあるいものが姿を現す。
じっと目を凝らすと、それは君に気付いたようにゆらりと揺らめいた。
[エネミー:機械ラット]
※探索者の攻撃もしくは魔適が50ある場合、エネミーのHPを二倍にする。

以下強化サンプル(GMの判断で適度に弄ってよい)
1、探索者の攻撃か魔適が19以下、HPが14以下の場合
【エネミー：機械ラット】1体
2、探索者の攻撃か魔適が20以上、HPが15以上の場合
【エネミー：機械ラット】3体 [固有スキル持ち]
3、探索者の攻撃か魔適が20以上、連撃or詠唱短縮持ちの場合
【エネミー：機械ラット】5体 [固有スキル持ち]


※探索者が途中で「逃走」を選択した場合は、
エネミーの数をリセットして再戦させること。
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半開きになった扉の奥から、駆けるような足音が聞こえる。
中に入ると、こちらにものすごい速さで駆けてくる影、
または鈴の音と猫の鳴き声が聞こえる。

schoice[機械キャット1体&ラット,雷光チキン]
※探索者の攻撃もしくは魔適が50ある場合、エネミーのHPを二倍にする。

以下強化サンプル(GMの判断で適度に弄ってよい)
1、探索者の攻撃か魔適が19以下、HPが14以下の場合
【マジカルキャット】1体＋【機械ラット】1体
【雷光チキン】1体
2、探索者の攻撃か魔適が20以上、HPが15以上の場合
【マジカルキャット】1体 [固有スキル持ち]＋【機械ラット】3体 [固有スキル持ち]
【雷光チキン】2体 [固有スキル持ち]
3、探索者の攻撃か魔適が20以上、連撃or詠唱短縮持ちの場合
【マジカルキャット】1体 [固有スキル持ち]＋【機械ラット】3体 [固有スキル持ち]
【雷光チキン】3体 [固有スキル持ち]


※探索者が途中で「逃走」を選択した場合は、
エネミーの数をリセットして再戦させること。
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あなたが「食堂」と小さな掛け看板のある扉を通り過ぎた時、
中から何かが割れる音が聞こえる。
扉を開けると、暗い暗い部屋の中に冷たく光る目と唸り声、
または甘い香りと泡のような音が聞こえる。

schoice[ライガー,フラワー(&チビ)]
※探索者の攻撃もしくは魔適が50ある場合、エネミーのHPを二倍にする。

以下強化サンプル(GMの判断で適度に弄ってよい)
1、探索者の攻撃か魔適が19以下、HPが14以下の場合
【ライガー】×1
【フラワー】×1＆【チビフラワー】×1
2、探索者の攻撃か魔適が20以上、HPが15以上の場合
【ライガー】×1（固有スキル持ち）
【フラワー】×1＆【チビフラワー】×2（固有スキル持ち）
3、探索者の攻撃か魔適が20以上、連撃or詠唱短縮持ちの場合
【ライガー】×2（固有スキル持ち）
【フラワー】×2＆【チビフラワー】×4（固有スキル持ち）


※探索者が途中で「逃走」を選択した場合は、
エネミーの数をリセットして再戦させること。
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第3戦が終わると『彼ら』の気配が消え、キューブに十分なエネルギーが溜まります。
それを確認した呉は、【休憩室】で休憩したのち
電力を巡らせるために地下室へ向かいます。
探索者がアイテムの組み替えをしない、
アイテムを返してしまうなどの行動をしそうであれば、殺気や、
止まった換気扇の奥の赤い眼と視線を交わらせるなどPLの危機感を煽ってもよいでしょう。

真っ暗な地下に降りた呉はペンライトを頼りに電力盤にキューブを繋ぎ電源を入れ、
電線を修理し終わった【NPC:飛ん母】と合流するため上階に戻ります…が、
探索者はここで妙な気配を感じます。

それは、暗い暗い地下室の奥から。
……ガサガサとなにかが蠢く音とともに、
探索者に悪意のようなものが篭った視線が、感情が、べたべたと体に張り付きます。
そちらに注視をすれば、暗闇にぼうっと浮かび上がる
幾つもの赤い目が見えるかもしれません。
探索者はここで呉を追って逃げてもいい、
悪意を向けてくる『それ』と勇気を持って相対してもいい、
探索者がその悪意と戦おうとするのであれば、【第4戦】大蜘蛛との戦いになります。

この戦闘は一回きり、逃走は従来通り
戦闘開始前からでもいつでも使えますが、戻ってくることはできません。
上階に上がればそのままEDとなります。
上記の事を戦闘直前にPLに伝えてあげるといいでしょう。

[大蜘蛛]
※探索者の攻撃もしくは魔適が50ある場合、エネミーのHPを二倍にする。


・ボス討伐直後、固有スキル[怨念]により、
特殊報酬：「思い出したくない・思い出してはいけないこと」に関する記憶の一部分を、
探索者は取得することができる。
(取得ロールをすれば取得できる。内容を詳細に書かずとも反応だけのロールでも可)
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遅れて地下室から登ってきた貴方に、【NPC:呉】が声をかけます。
彼の隣には、少し汚れた作業着姿の大柄な男性、
【NPC:飛ん母】がおり、貴方に軽く一礼する。
彼らは二言三言会話した後、貴方にもう大丈夫そうだと伝え、
ありがとうと礼を言ってくる事でしょう。

そしてたわいもない会話をしながら貴方たちは玄関扉に向かい、
扉を開け、NPCの彼らは先に出て行きます。

貴方がそれに続こうと扉の向こうへ足を踏み出した時。
……貴方は見慣れた森の中、
今まで居た場所のことを全て忘れ、ぼうっと立ち尽くしていた。
シナリオクリアとなります。

もし、第4戦後(逃走時含む)の後で
探索者が彼らを殺しても、シナリオはクリアとなります。
ですが、報酬の条件に『NPCが生きている事』とあるものに関しては、
その時点で取得不可となりますので、それとなく伝えてあげてもいいかもしれません。
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【通常クリア報酬】
ステータス5pt+50SP
「超常的なもの」に関する記憶の一部分

【特殊報酬】
「思い出したくない・思い出してはいけないこと」に関する記憶の一部分
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【条件取得アイテム】
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