序章_Justice
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陣営:Justice陣営のみ
推奨人数:1〜2人
推奨スキル:注視/聞き耳
時間:2〜3時間程度
GMボーナス:ステータス成長 +3Pt
拠点周辺の地理や世界観把握の為のお試しシナリオとなっています。
一人の探索者につき一度しかこのシナリオをプレイする事はできません。
基本シナリオ失敗は無いと思われます。
このシナリオをプレイせず、拠点到着まで話をスキップする事も可能です。
※シナリオに書かれていない情報については、GMの裁量にお任せいたします
[注意事項]
このシナリオで所持している持ち物が、
参加キャラが自分の世界から持ち込んだ唯一の持ち物となります。
GMはその点を参加者へ伝えて、
参加キャラが普段から持っているような物などを、所持させてあげてください。
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時間制限は無し。
善陣営側の拠点である樹、
★「大樹の星」に辿り着けばシナリオクリアである。
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自然に覆われた大地で構築されている。
大地は非常に広く、一筋縄では踏破出来ないだろう。
探索者以外の動物は虫一匹見つからない。
世界に生えている植物や果樹、建物は
探索者が"破壊"しても次のセッションには元の状態へと復元される。
その力の原理は、いかなる魔法を使用しても探索者には解明する事が出来ないだろう
天空まで届くかのようにそびえ立つ巨大な樹。
大きさ的イメージでは東京タワー位の高さ。
どの探索者も樹の種類を判別する事は出来ないだろう。
葉はまばゆい黄金色をしており、陽の光を反射し輝いている。
大樹の根元には落葉が重なり黄金色の絨毯のようになっている。
樹の虚には大きな風穴があり、中には一つの集落のような痕跡がある。
樹の素材をそのまま使用した風情ある住居が多数存在する。
他の廃墟よりはかなり新しく、住人の生活痕も残ったままである。
ただし、住人の影は一つも見当たらない。
探索者達は暫くそこを拠点とすることになるだろう。
世界の端まで歩いていくと存在する不可視の壁。
どんな魔法でもその存在を視認することは出来ない。
また、その先へと歩みを進めることは出来ない。
一箇所から見ればただ頭上と左右に広がっている壁のように思うが
全景はキューブのような形で世界を覆っている。
世界がぷつんとそこで切れている場所。
遠くから見ても周囲の景色を鏡のように反射しており、
どこまでも世界が広がっているかのように感じられる。
壁の先に大地は無く、近づいて初めてその先にただ暗がりが広がっている事実が分かる。
衝撃を与え続ければ大きなヒビが入るが、その時点で更に攻撃を加えると
壊そうと努力する探索者をあざ笑うかのようにたちまち元の状態へと修復されてしまう。
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探索者は知らない土地、知らない場所でふと目を覚まします。
地面に横たわった状態から起き上がり、
野宿の経験がない探索者はこの時点で既に違和感を覚えるでしょう。
外で寝る習慣が無い探索者は昨日はどこで寝たかを考えますが、
昨夜の出来事が全く思い出せず違和感を覚え、
記憶を頼りに様々な物事を思い出そうとしても
それらが全て頭の中から抜けさっている事実に気づきます。
どんな方法でもいいので、GMは探索者の記憶から
「エピソード記憶」が抜け落ちている事に気がつかせて下さい。
⇒人物に対しての記憶であれば、名前や顔は覚えていても、
その人に対する感情や関係性、思い出を忘れている状態です。
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◆基本情報◆
探索者達が初めに目を覚ます場所。
少し開けた空間だが、何も無い。広場のようである。
広場地面には丈の短い緑の草が均一的に生えている。
広場周囲には森が広がっているようで、多数の樹が生えている。
広場中央から10Mも歩いていけばば森の中へと入るだろう。
少し離れた場所に天空にそびえ立つ大樹を見つける事が出来る。
とても目立つものなので、
常に地面に目を向けている探索者でなければ嫌でも眼に入るだろう。
そして、大樹の方向へと、踏み固められた小さな土の道が続いている。
また、草を刈り整えられた道が大樹とは別方向に続いている。
土の道に入る入口付近には何やら木で造られた案内板が立っているようだ。
◎skill情報--------
「注視」→(周囲)
土の道とは別に、森の中に獣道が続いている。
生き物か何かが踏み鳴らして出来たような道だ。
「注視」→(樹や草などの植物)
探索者はそれらの植物に見覚えがあるような無いような感覚を覚える。
植物関連の知識に詳しい人物であれば、樹はブナ、草は芝に似た植物だと判明する。
「注視」→(空)
雲ひとつない青空が広がっている。
太陽のような光源も見える。
「注視」→(案内板)
不思議と探索者も理解出来る文字で案内板が示されている。
内容は下記の通り。
【現在位置、広場】
【この先、牧場兼運動場方面】→草を刈り整えられた道の方向を指している。
【この先、畑と倉庫/果樹園/大樹の星方面】→土の道を指している。
「聞き耳」→(周囲)
何の音も聞こえない。とても静かだ。
これだけの自然があるなら鳥や虫の声でも聞こえてきそうなものなのに。
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※GM情報※
探索者達がこの場所に現れる時間は同一ではないので、
全員が同じ時間にこの場所に現れるわけではない。
偶然にも探索者が現れる時間が前後して重なった場合、
何も無い空間から突然他の探索者が現れる瞬間を目の当たりにしてしまうだろう。
▼探索者が進む道▼
・小さな土の道→「6.畑/倉庫」
・草を刈り整えられた道→「5.牧場/動物用の運動場」
・森の中の獣道→「8.世界の壁」へ。
・行き先をわざと逸らして、適当に森の中へ進む場合
道も無き道を歩き続けるといつの間にか辺りが霧に覆われていく。
霧がはけ、森を抜けると「4.開けた広場」へ出る。
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◆基本情報◆
草を刈り整えられた道を外れずに進んでいくと辿り着く。
木の柵に覆われた、土がむき出しのままのかなり大きな広場と
隣に併設された小さな広場が目に入る。
広場の中には大きな空の餌入れも見受けられるだろう。
柵で分かたれた小さな広場部分には動物が遊ぶものなのか、
サイズが小さめの遊具が沢山置かれている。
柵前に立てられている看板には
不思議と探索者も理解出来る文字で「牧場/運動場」と書かれている。
現在動物は乳牛が一匹と、卵用鶏が十羽居るようだ。
※GM情報※
この場所からは「4.開けた広場」にしか道は通じていない。
◎Skill情報--------
「注視」→(遊具)
サイズが小さめの滑り台、棒のアスレチック、ジャンプ台、シーソー等が置かれている。
全て木製で手作りのようだ。
小さな子供以外の人間が使えば壊れてしまいそう。
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土の道を外れずに進んでいくと辿り着く。
道に沿うように、真新しい木材で出来た小さな建物を見つける事が出来る。
扉に鍵はないようで、内部には簡単に入る事が出来るだろう。
小屋の裏手に回れば裏口も見つける事が出来る。
小屋から大樹の方向へ、小さな土の道は未だ続いているようだ。
大樹方向への道の手前に「この先500M 魔王城」という看板が立っているのが分かる。
◆小屋の隣りには耕された畑らしきものもある。
まだまだ空いているスペースも多いようだ。
現在植えられている作物は以下の通りである。
・トマト
・きゅうり
・なす
・じゃがいも
・とうもろこし
・コショウ
・薬草
◆畑の隣りには可愛らしい小さな赤いお社がある。
お社の前にはお供え皿も置いてあるようだ。
時折、何かお供えされているかもしれない…。
◎Skill情報--------
「注視」→(周辺)
周囲を見渡すと森の中へと続く獣道を見つける事ができる。
丈の高い草でほぼ隠れており、注意して見なければ見つける事は出来ないだろう。
「注視」→(小屋内部)
小屋の中には木材や肥料等、資材がしまわれているようだ。
何故か新品ピカピカの臼と杵も置かれている。
餠や団子を作るために必要な道具。
綺麗に整えられた木製品。
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※GM情報※
▼探索者が進む道▼
・元来た道を戻る→「4.開けた広場」
・小さな土の道→「7.実り果樹園」
・森の中の獣道→「9.菌塚」へ。
・行き先をわざと逸らして、適当に森の中へ進む場合
道も無き道を歩き続けるといつの間にか辺りが霧に覆われていく。
霧がはけ、森を抜けると「4.開けた広場」へ出る。
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畑/倉庫から更に大樹方向へと土の道を外れずに進むと辿り着く事が出来る。
広い土地に色とりどりの果実が実った果樹が均一に植えられている。
どの果実も瑞々しく、食べ頃である。
一部には小さな田んぼも見受けられる。
果樹園右端や左端の方にも、何か一風変わった別の樹が植えられているようだ。
◆果樹園の右端方面には青色のスプレーで『アイ』と綺麗な文字で書かれている看板がある。
看板は何か大きな生物(ドラゴン)の足跡スタンプ付き。
何か果樹が植えられており、美味しい果実を実らせているだろう。
果樹園の側に、天然の碧さを誇っている木がある。
藍色の果実が実っている。
消耗品。
藍色の果実はしっかりと形を保っている。
力を籠めれば潰れてしまいそうだが、皮をむいて食べられる。
甘酸っぱいが、癖は無く、種まで食すことができるだろう。
食べてみると、どことなく心が穏やかな気持ちになる。
混乱、暴走、洗脳、暗闇など、精神的な状態異常を回復する。
◆果樹園の左端方面には可愛らしいどんぐりの絵が描かれた看板がある。
現在美味しいチョコレートのほろにがどんぐりを実らせていることだろう。
◆大樹にはかなり近づいているようで、もう目と鼻の先に見る事ができる。
土の道はまだ大樹方向へと続いている。
◎Skill情報--------
「注視」→(果樹)
林檎や梨、葡萄等に似た大よそ想像出来る果実が均一に植えられている。
もし探索者がその果実の名前を知っていたならば、
違和感を持たない程その果実らに似通っている。
食べても害は無く、腹を満たす事が出来る。
虫や鳥の姿は見かけられない。
「注視」→(周辺)
小さな水路が果樹に沿って掘られているのを発見する。
辿っていけば水源に着くかもしれない。
「聞き耳」→(周辺)
辺りは静まりかえっている。
風が微かに吹いているのか、葉が擦れる音が微かに聞こえているだけだ。
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※GM情報※
▼探索者が進む道▼
・元来た道を戻る→「6.畑/倉庫」
・小さな土の道→「12.大樹の星」
・水路を辿っていく→「10.泉」へ。
・行き先をわざと逸らして、適当に森の中へ進む場合
道も無き道を歩き続けるといつの間にか辺りが霧に覆われていく。
霧がはけ、森を抜けると「4.開けた広場」へ出る。
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開けた広場から獣道を真っ直ぐ進むと辿り着く。
探索者は歩いている途中、いきなり見えない壁にぶつかることになるだろう。
探索者はいかなる魔法を持ってもその壁の正体を探ることは出来ない。
壁に沿って、北と南に歩いていくことが出来そうだ。
◎Skill情報--------
「注視」→(不可視の壁)
★不可視の壁を認識し、「壁に顔を近づけて見る」と
その先には暗闇しか無いことが分かるだろう。
「聞き耳」→(不可視の壁)
物音ひとつ聞こえない。
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【世界の壁】
HP:100
耐久力:10
魔法耐久力:10
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HPが0になった後、更に攻撃を加えると
見る間に攻撃を加えた以前の状態へと修復される。
以上の事から、いかなる攻撃によるものでも、壁の破壊は不可能である。
※GM情報※
▼探索者が進む道▼
・元来た道を戻る→「4.開けた広場」
・壁に沿って北へ→「10.泉」へ。
・壁に沿って南へ→いつの間にか辺りが霧に覆われていく。
霧がはけ、森を抜けると「4.開けた広場」へ出る。
・行き先をわざと逸らして、適当に森の中へ進む場合
道も無き道を歩き続けるといつの間にか辺りが霧に覆われていく。
霧がはけ、森を抜けると「4.開けた広場」へ出る。
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畑/倉庫から隠れた獣道を進むと辿り着く事が出来る。
朽ちた大木が幾重にも折り重なり、塚のように段重ねに盛り上がっている。
大木には色とりどりの様々なキノコが生えているだろう。
周囲を探しても他に道のようなものは見当たらない。
◎Skill情報--------
「注視」→(キノコ)
探索者はそれらのキノコを見たことがあるような無いような感覚を覚える。
植物に詳しい探索者がいれば、それらのキノコが大よそ想像できるキノコに似通ったものだが
未知の種類のキノコであることが分かるだろう。
全てのキノコはそれぞれ微細に味が異なるが、食べても害はない。
ただし、赤いキノコを食べた場合のみ身長が少し大きくなったような気がする。(気だけ)
キノコの味はGMにお任せいたします。
「聞き耳」→(周囲)
虫の音ひとつ聞こえない。静かだ。
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※GM情報※
▼探索者が進む道▼
・元来た道を戻る→「6.畑/倉庫」
・行き先をわざと逸らして、適当に森の中へ進む場合
道も無き道を歩き続けるといつの間にか辺りが霧に覆われていく。
霧がはけ、森を抜けると「4.開けた広場」へ出る。
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実り果樹園から水路を辿った場合と、
不可視の壁から北に進んだ場合に辿り着く事が出来る。
視認できるほどの深さ、円周20m程の泉である。
頑張れば泳ぐ事も出来るだろう。
水面は静まり帰っており、探索者の干渉が無い限り揺らぎもしないだろう。
また、泉からつながるように釣り堀のようなものも見受けられる。
魚の姿もちらほらと見かけるだろう。
釣り堀から反対方向、少し離れた場所には小さな露天風呂のようなものもある。
周囲を探しても他に道のようなものは見当たらない。
▼拠点設置品
善陣営拠点「泉」設置品。
大きなツボを肩上に抱えた優しげな風貌の女神の石像。
そのツボの中は何処かに繋がっているようで、
一日の決まった時間に「5種類」の食せる魚をランダムで選び出し、数匹泉へと吐き出す。
一方通行のようで、ツボから何処かへ行くことは出来ない。
生簀へと移せば養殖も可能かもしれない。
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食べることは生きること。
いただきますとごちそうさまを。
◎Skill情報--------
「注視」→(泉)
何の異変も見当たらない。
水は透き通っている。
水が湧き出ている箇所は視認出来ない。
「注視」→(周囲)
泉から少し離れた森の中に地下洞窟のような穴を見つける事が出来る。
洞窟の入口周辺は人の手が入っているようで、綺麗に整えられている。
「聞き耳」→(周囲)
静まりかえっている。何の音も聞こえない。
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※GM情報※
▼探索者が進む道▼
・元来た道を戻る→「7.実り果樹園」
・泉の向こう側へ渡り、先に進もうとすると不可視の壁を発見することが出来る。
「8.世界の壁」の★印の情報を探索者に与える。
スキル使用時も「8.世界の壁」での情報と同じものを手渡す。
・行き先をわざと逸らして、適当に森の中へ進む場合
道も無き道を歩き続けるといつの間にか辺りが霧に覆われていく。
霧がはけ、森を抜けると「4.開けた広場」へ出る。
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泉から少し離れた森の中、地面にぽっかりと開いた地下洞窟。
入口はなだらかなスロープに整えられており、苦もなく入る事が出来るだろう。
入口を少し入った先、右に逸れた行き止まり部分に酒蔵がある。
正面奥は不思議な不可視の壁があり、今は奥に入れないようだ…。
※GM情報※
▼探索者が進む道▼
・元来た道を戻る→「10.泉」
・行き先をわざと逸らして、適当に森の中へ進む場合
道も無き道を歩き続けるといつの間にか辺りが霧に覆われていく。
霧がはけ、森を抜けると「4.開けた広場」へ出る。
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土の道から逸れずに歩いて来ると安易に辿り着く事が出来る。
遥か天空までそびえる大樹に探索者は驚くであろう。
大樹の根元には大きな虚があり、その内部には巨大な風穴が広がっている。
大樹の脇には大きなかまどと小屋がある。
小屋の中に入れば、多数のスモークチップが備えられており、
燻製小屋であることがわかるだろう。
何かを作った跡が残っているかもしれない。
また、広々とした空き地も併設してあるのが分かるでしょう。
剣術の稽古に使うようなカカシや道具が置きっぱなしである。
◎Skill情報--------
「注視」→(大樹周辺)
大樹の周囲は開けており、地面には黄金色の瑞々しい葉が幾重にも重なっている。
まるで絨毯のようだ。
「注視」→(大樹)
頭上はるか上空には黄金色の葉が輝いている。
枝は大きく広げられ、真下から見れば空が金色に光っているかのように見えるだろう。
樹の幅は目視で測れるとは到底思えない程、その樹は巨大である。
遥か上空でざわざわと葉が揺れているのが見える。
上空は強い風が吹いているようだ。葉が落ちてくる事もあるだろう。
「聞き耳」→(周辺)
何も聞こえない。何もいない。
もし、現探索者の前にシナリオをクリアした探索者がいれば
大樹の虚の中から人の声が聞こえる事があってもいいだろう。
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◆大樹の虚の中へ入る。
※大樹の内部に入った時点でストーリーは自動進行で進みます。
スキルを使用出来るのは大樹の外部のみです。
内部は住居のような建築物があり、入口上部から大きな看板がぶら下げてある。
常に地面を見つめている者でなければ、探索者は嫌でもその看板に眼がいくだろう。
看板には掠れた文字の一文が書かれており、
不思議な事にどの探索者も自国の言葉で読む事が出来る。
看板には、各探索者の国の言葉で
「大樹の星(たいじゅのほし)」といった文が書かれている。
文字の概念がない探索者はこの情報を知る事が出来ない。
看板の内容の理解の可否を問わず、
看板を読んだ時点でこのシナリオはクリアとなります。
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シナリオクリア報酬として、各探索者に
「5Pt(ポイント)のステータス上昇Pt」を与える。
どのステータスに振っても構わなく、
分割して複数のステータスに振ることも可能。
ただし、指定された以上のPtを振ってはいけない。
(例1)
P5に+5Pt→HP10 となる。
(例2)
HP5に+3Pt、攻撃力2に+2Pt→HP8、攻撃力4 となる。
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